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弱腰ではない外交を

2005 年 4 月 4 日(月)23:17 | 日記 | No Comments |

 今日、札幌に出てきました。大昔に買ったノート型パソコンを持参で来たのですが、速度は遅い、ウインドウも古い型で、一番のネックは、バッテリー が劣化していて電源が無いと10分も作業が出来ないという点なのです。ですので、いつも帯広?札幌間を電車で移動するときはコンピュータを使って書類を 作ったり日記を書いたりしているのですが、今日はまったく何もすることが出来ませんでした。今、札幌のマンションでこれを書いているのですが、明日一番で ノート型コンピュータを見にいかなければなりませんね・・・。

 さて、今日は高橋知事を始めとして、道の北方領土返還運動の関係者が、首相官邸の小泉純一郎首相を訪ねました。それは「北方領土返還に向け取り組みを強化してほしい」という要望書を手渡すためなのですが、本当はおかしいことですよね・・・。

 北方領土は日本の領土なのです。本来は国が本気で「返還要求」を行いロシアに常に「北方領土の不法占領」に対して遺憾の意を表し続けるのは当然のはずです。

 しかし、現実には北方領土を有する北海道の首長が「取り組みの強化」をお願いするということは「もっと本気でやってほしい」と言っているのと同じ ことなのです。本当にこの国の「国土・領土」に対する認識の甘さにはがっかりします(これは、竹島・魚釣島・沖ノ鳥島・・・等々の問題にも全く同じことが 言えますよね・・・)。もっと、国が「領土問題」をしっかりと考え、国が地方自治体に協力を要請するのが本来の姿であるのに、その依頼が逆になっているの は情けない限りです(島根の「竹島」の決議だって、本来は国がやることだと僕は思っています)。

 今後は、戦略を持ち、日本の意思をしっかりと近隣諸国に伝えることの出来る「弱腰ではない外交」と「国際感覚をしっかりと持った外交」を行ってい かなければ、いつまでたっても、日本が国際社会で「確固たる地位」を築けません。ずっと巨額のODAを支出し続けているのにも拘わらず、諸外国に何にも評 価されないのなら、日本が行っている「名前だけの国際貢献」なんてすべてやめてしまいそのお金を国内で使うほうがよっぽどましなのです。お金を中国を含め 海外に使っているということはそれだけ「国民に負担を強いているのだ」ということを肝に銘じる必要があると思います。日本はもっと「国」という概念をしっ かりと持つべき時期に来ているのだと今日の「知事の首相訪問」のことを思いながら強く感じました。 

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