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年金未納問題、広がる波紋

2004 年 4 月 28 日(水)23:13 | 日記 | No Comments |

 今日も、参議院選挙の自民党の組織固めのために大谷道議と朝から歩きました。なかなか組織を作るというのは難しく、どのようにして十勝において選挙を盛り上げて行けばよいのか手探りではありますが、出来ることを着実にやっていくしかないと思っています。


 で、午後は自民党帯広支部の幹事長として初めて、帯広支部の役員会を行いました。どういう会議にして、どう仕切って行けば良いのかも解らずに会議を進めましたが、どうにか無事に終わってホッとしています。

 帯広において、自民党の党員は少ないのが現状です。十勝の郡部の会員数は確か1600名ほどいるのですが、帯広に於いては340名位しかいません。帯広も郡部も同じ18万人位の人口なのに党員の数は5倍弱の開きがあるのです。この不景気の時代に、年会費まで払って会員になってもらうことは非常に難しいのは解っていますが、自民党帯広支部が市民のために頑張っていると認知をしてもらい多くの協力者を作っていくことが政党として大切なことだと考えています。幹事長として党勢の拡大に務めてまいります。(でも人数だけ増やしても意味はないと考えているので、入党して頂いた方に情報を提供したり意見を聞く場を設けたりしながら、入党して良かったと少しでも思っていただけるような地道な政党活動が今後必要だと考えています)

 実はこの日記を書きながら、テレビのニュースを見ています。本当に驚きました。福田官房長官も年金を未納の時期があったということが発表され、そのニュースを見ているのです。先日の3人の閣僚以外に4人の閣僚も未払いであったということも驚きましたが、民主党の管代表(管代表が民主党内で「ネクスト総理」という変わった名前で呼ばれていたことを初めて知りました。でもこの調子では「ネクスト(次)」どころじゃないですね・・・)までも未納だったということは驚きを通り越して、呆れてしまいました。
 このようなことが続くと、国民の政治不信は加速してしまうのでしょうか?それとも、このことをきっかけに「このままではいけない」と国民が政治に関心を示していくのでしょうか?どちらにしても、僕は自民党議員ではありますが、もう少し年金問題も時間をかけて議論を尽くさないと国民は納得しないと思うのです。年金を改革しないとその仕組み自体が破綻してしまうので改革は必要だと思っています。しかし、改革を急ぐ前にもっとしなければならない議論があるのではないかと思うのです。何故国民の約40%の年金の未納があるのか?年金で集めたお金の使い道をもっと厳格に管理・運営する仕組みは作られたのか?将来にわたってどのような年金制度になるか国民に提示出来たか?また国民は納得したか?等々、多くのハードルをクリアーして改革をして、初めて素晴らしい改革が出来ると思いますし、国民も納得してくれるのではないでしょうか?僕は、国会の論理が解りませんが、もう少し真摯に議論を尽くして欲しいと思うのです。皆さんはどう考えますか?

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