帯広の中心市街地はどうなる?
今日は朝一番で小学校近くの道路の花壇に花(サルビア)を植えました。これは、帯広市が市内の色々な団体にお願いをして帯広の歩道の脇に花を植えていく事業なのですが、僕も参加をしました。(写真)
さて、今日は帯広に増田総務大臣が視察に来ました。僕も藤丸デパートでの大臣と中川代議士と広小路商店街の方との意見交換会に参加をしたのですが、この会議に参加をして「おや?」っと思いました。(正面が大臣です)
というのは、この会議は「広小路のアーケードの建替え」に対し国の予算がついたことにより行われたのです。
ですので、例えば「アーケードを新しくする上で、屋根部分以外にもっと違う部分も直して客を呼ぶ仕組みにしたいが、国の制度ではそうは出来ない。どうにかしてもらえないだろうか」とか「地権者と商店主は昔は一緒であったが今は違う。アーケード建設に対して地権者は消極的である。中心市街地活性化の立場から、地主に何らかの優遇処置を講じることは出来ないのか」といった(あくまでも例ですが)、将来「広小路商店街をこうしたい」というしっかりとビジョンを達成する上での「国の制度上の問題点」の改善などをお願いするのだと思っていましたが、そうではありませんでした。
会議では、商店街側は「広小路商店街の将来像はまだ決まっていない」と言いましたし、市側も「中心市街地における広小路商店街の位置付け」すら明示しないで「よろしくお願いします」と言っていました。総務大臣は「何をよろしくしたら良いのだろう」と思ったはずです。総務大臣が帯広に来るのは前からわかってたのですから、もっと帯広にとってプラスとなる有意義な議論にするために帯広市はしっかりと準備をする必要があったはずです。
帯広の中心市街地は現に疲弊しているのです。もっと危機感を持って「チャンスを最大限に生かす」という行動を帯広市にはちゃんととってもらいたいものです