屋内スピードスケート場について!
帯広市議会は、屋内スピードスケート場の件で揉めています。砂川市長が「道から維持管理費は出ない」と明言したことで、「話が違う!市民の負担が増える」と、建設反対派が帯広市への攻撃を更に強めたが原因のようです。
さて、先日「屋内スピードスケート場」に関して、北海道新聞の記者が私の事務所に取材をしに来ました。僕は、道議会の第3定例会の「道農業開発公社」の道新の報道を見てから、ずっと拒否をし続けてきた同社の取材を受けることにしました。で、帯広支社の記者が「屋内スピードスケート場」について、僕に取材を申し込んできたのだと思います。記事自体は「本当に良い記事」であり「全て事実」だと思っています。しかし、この記事に関して波紋が起きているようなのです。
というのは、この記事には3人の道議が登場しているのですが、「僕の発言はどれか?」という話になっていたり、「発言の内容がけしからん」ということになっているようです。
そこではっきりさせようと思いますが、記事の一番最初に登場している道議会議員が僕です。ただ、記事の僕の発言に「間違いは無い」のですが、読み方次第では「あんなスピードスケート場なんて建設すべきではなかった。市が混乱していて、本当に責任を感じる」という風にも読めると思いますが、それは僕の発言の真意ではないのです。そして、これは新聞社の責任でもありません。新聞記事には文字数の制限があり、どんなに有能な記者が、誰かの発言の真意を正確に読者に伝えようとしても、それには限界があるということを僕は政治家になって強く感じています。
ですので、このブログにおいて「僕の発言の真意」をお伝えします。
確かに僕は、まだスピードスケート場を「建設するか・しないか」を決定できる段階においては、一貫して建設反対の立場をとっていました。しかし、市長の選挙公約に「建設」が入り、議会においても「建設」が決定してからは、道議会議員として建設のために市を応援をしてきたのです。市議会で決定したものを「反対」する訳がありませんし、今でも「反対」している訳はないのです。
また、道の維持管理の問題で市議会は混乱しているようですが、僕は「道はこの施設に維持管理費を払わない」と、2004年から言い続けてきました。しかし、市側が「もしかしたら維持管理費も払ってもらえるのかもしれない」と淡い期待を持ち続け、市民もそう思い続けていたのであれば、今の混乱の責任の一端は、「道は維持管理費を払わないのだ」ということを、帯広市にしっかりと認識させることが出来なかった「僕」にもあり、そういう意味において「責任」を感じているのであって、この施設を作ってしまったことに対して「責任」を感じているという訳ではないのです。
でも、「一つの記事」で色んな憶測が飛び交うのですね・・・。しかも、「別の道議の発言」が「僕の発言」にされているような話も聞きました。本当に驚きました!