屋内スピードスケート場と財政難、市民負担をどのように考えるか。
今日「十勝屋内スピードスケート場」についての記事が十勝毎日新聞に出ていました。高橋知事が協力姿勢を示してくれたという大きな見出しでした。 あの新聞記事により「道が手放しで応援をしてくれる」という印象を読者に方が受けたかもしれませんが、実際には道の予算が付くようになるには多くの課題を クリアしなければなりません。
やはり記事の中で「道財政は厳しい状況にあり支援には限度がある」という知事の発言を重く受け止める必要があると思っています。知事がどこに「限 度」を置くのかがわかっていませんし、実際に15億円の拠出が可能か否かはまだわからないのです。十勝以外の地域の意見もありますし、財政立て直しプラン が初年度である本年から「大変な状況になっている」というタイミングの悪さも加わり、僕は新聞記事から伝わってくる「楽観的な感じ」とは違ったものを感じ ています。
しかし、砂川市長が「不退転の決意」で建設を目指し、帯広の商工会議所も先頭に立ち屋内スピードスケート場を作るというのです。道議会議員として それが「十勝住民のためになる」のであれば、できる限りの努力を惜しまないつもりです。僕は早急にこの屋内スピードスケート場が「未来の素晴らしい十勝・ 帯広」を創る上で「なぜ必要か?」を早急に市民に提示をし、市民の関心を高めることが大切だと思っています。また、「どれくらいの市民の負担(維持費等) でそれだけの効果があるのか?」というような分かりやすいデータをしっかりと出し、市民が「少し無理をしても屋内スピードスケート場が欲しい」と判断でき るような情報を早く提示してほしいと思っています。道が財政難を理由に帯広が思っているほどの支援をできないと判断した場合、そのしわ寄せは「帯広市民」 に降りかかる可能性があります。その場合は「本当に屋内スピードスケート場は必要か?」という議論に逆戻りしかねません。そうならないよう、まずは前向き に帯広側の要求をすべて「道」に受け入れてもらえるよう「政党」を超え十勝の議員が一致団結しなければならないと考えています。
追伸 今日は雪が降りましたね・・・。実は昨日、夏タイヤに変えてしまったのでびっくりしました。結局は積もりませんでしたが・・・。タイヤ交換早すぎたのかな・・・。先日東京に行って「桜満開」でしたので、季節感がずれてしまったのかもしれません・・・。