寒い道議会・・・
今、僕は「決算特別委員会」の書面審査で、道庁に毎日通っていますが、議員控え室が寒いのです。11月から暖房を入れるということなので、道財政や環境のことを考えると「我慢」するしかありませんね・・・。明日は「セーターをジャケットの下に着よう!」と心に決めました。股引は・・・まだ我慢します!(笑)
さて、現在僕は質問の準備に追われていますが、僕が本来やりたい質問は「政策」や「財政」の質問なのです。しかし、最近はこのような質問をすることができず、道民が「けしからん!」と思うような質問をし続けています。
最近の議会議論の内容は自分として「本意」ではないのですが、その反面「こんな質問を繰り返さなければならないのは道庁が悪いからだ!」と思い始めています。それは、「本来であれば議員から追及される前に道庁が解決しておくべき問題を、道庁が放っておいたた為に問題がさらに大きくなってしまい、その問題を僕が追求している」という構図になっているからです。
北海道の財政は破綻寸前です。道は「財政建て直しプラン」を作って努力をしているようですが、僕は「道庁は本気で税金の無駄遣いを無くそうとはしていない」と今でも強く感じてしまいます。
僕が質問をしたことによって、結果的に「道庁の地下の食堂や売店が新しい企業が行うようになった」のも、「財政建て直しに対する道庁の意識の低さ」が根本にありました。道職員の公宅の家賃や駐車場料金にしても、アイヌ協会への質問や農業開発公社への質問、道庁内に1000以上あった会議体の問題にしても、天下りの美術館館長の給与問題しても・・・、全ては「道庁のコスト感覚の無さと財政再建に対する中途半端な考え方」が原因なのです。
つぶれそうな一般企業でこんなことは有り得ないのです。北海道の経済が低迷をし、道内企業が「血に滲むような経営努力」をしているのです。それに比べると、道庁のやってる「再建計画」なんて、お話になりません。
道議会の暖房をカットするのも結構です。しかし、もっと真剣に「道財政の建て直し」を道庁挙げて真剣に考えて欲しいと願わずにはおれません。