学力低下『悲惨な結果』
今日は朝のニュースを見て暗い気持になりました。そして同時に腹が立ってきました。(近頃は、子供が両親を殺したり、家族を皆殺しにしたり、親が子供を殺したり、何が何だか解らない事件がいつも起こっていて、本当に日本は大丈夫?って思ってしまいます。)
何のニュースかというと「学力低下『悲惨な結果』と専門家」というものです。これは、経済開発機構(OECD)が調査をしたもので、その結果「日本の教育」は惨憺たるものだったというのです。
日本の高校1年生を対象に行われましたが、得意であったはずの「数学的活用力」は1位から6位に後退。「勉強への反応」も他の国に比べ否定的に捉え(勉強が好きとは僕も学生時代言えませんでしたが、それでも、勉強が世の中の役に立つとは思っていました!)多くの学者・教授がこの学力低下を「悲惨な結果」と受け止めています。
又、生徒の学校に対する信頼度も、先進13ヶ国で最下位、教師の質や充足度も見劣り(韓国は1位なのです!)、本当に「日本の教育現場はどうなっているの?」という内容でした!
一番腹が立つのが、文部省の「他の上位国と統計的な差はない」というコメントです。訳のわからない教育改革を押し進め、特に「ゆとり教育」などという最低の施策を行った結果がこれなのです。「教育は国家百年の大計」なのです。こんなのんきな文部科学省にも腹が立ちますし、本当に危機感を感じています。教育こそが、資源のない日本にとっての生きる道なのだと僕は思っています。今、この日本の教育の荒廃を止めないと日本はとんでもないことになる事に早く気づくべきです。
追伸 文部科学大臣のコメントにもがっくり来ました。この結果を受けて「子供がもっと自分から塾に行きたいと言ってくるようでなくてはならない」と言いましたが、本当に情けない限りです。本来は「塾」ではなく「学校」がちゃんとしなければならないのです。
「文部科学省」がちゃんとしなければならないのです。文科省は学生が覚えなければならない内容を思いっきり減らすという愚策を行ってきましたが、本来はきちんとした教育、学生が学習して楽しい、学習したいと思わせるような、そして教育・教員の質を上げる施策を行うべきなのです。担当大臣の「塾」という発言に驚きと同時に怒りすら覚えました。