嫌われるのを覚悟で・・・
今日は、午前中から昼過ぎにかけてちょっとバタバタしたのですが、議会が休会になったお蔭で久しぶりにじっくりと質問を準備しているいくつかの案件の書類に目を通すことが出来ました。
そこで問題なのは、実はその中の一つに、自民党の某国会議員の肝いりで作られた“へんてこな制度についての質問”があるのです。
僕としては「党の某国家議員が作った制度に対する質問」をしなければならないのは、自民党の議員として本当に情けないのです。また、自民党の同僚議員の一部から嫌な顔をされるのは間違いないでしょうし・・・。
さて、現在の民主党政権はでたらめの極みであり、僕は“怒り”を通り越して“恐怖”すら覚えています。ただ、日本の借金や教育現場の迷走、経済や産業の国際競争力の低下や弱腰外交・・・、このような問題が今の日本に山積してしまった責任は、民主党というよりも与党であリ続けた自民党にあり、そのことは我々は率直に認めなくてならないはずです。
僕は、「自民党の国会議員が作った馬鹿な制度」の質問の準備中、「民主党がダメだから自民党に勝ってもらうしかない・・・という短絡的な思考回路では駄目だ」とずっと考えていました。確かに、民主党の中に“駄目な議員”は大勢いますが、自民党の中にだってそのような議員はいるでしょう。また「日本をこんなことにしてしまった責任を取らなければならない国会議員」というのは党派を超えてかなりの数に上るはずです。
そもそも、「今の日本が問題だらけの国になってしまった大きな原因の一つは“団塊の世代”にある」と僕は考えているのです。イナゴの大群が農作物を根こそぎ食い尽くしてしまうが如く、団塊の世代は国に依存し続け、バブルを作りそれを破裂させ、自分達のツケを次世代に先送りしようとしている訳であり、その責任は極めて重いはずです。
勿論、団塊の世代の方々の全てが悪いと言っているのではありません。しかし、この世代にはヘルメットをかぶり、デモとストを繰り返し、国家権力を目の敵にし、国家転覆を企てていた者が多数いるのは紛れも無い事実であり、そのような偏った思想を持ち続けた者が社会の様々な分野で活動を続けてきたという可能性は否定できず、また“このような勢力”の暴走を止められなかったという点において、やはり「団塊の世代」を含め、それより上の世代の責任は重いはずです。
これからの日本を将来を担う“世代”が「今の国家を再構築しなければならない」という位の“強い信念と覚悟”を持たなければ、この国は本当に滅びてしまうではないでしょうか。
そうならない為に、我々政治家も「日本の有権者のとって何が一番プラスなのか」を考えて行動するべき時に来ています。そして、もしその行動が“党の考え方もしくは党の長老の考え方”と相反していたとしても、政治家として「日本の将来」を考え、最後まで自分の信念を貫くべきだと思うのです。
最近、ある道内の雑誌に「小野寺は若さゆえスタンドプレーが多く、議員の仲間がいない」というような記事が出ていましたが、こんな主張をするから、同僚議員からも煙たがられて、結果あんな記事も出てしまうのですね。まあ、全く気にはしていませんが・・・(笑)
2010年10月01日(金) 12:52
小野寺道議、お疲れ様です。
>ある道内の雑誌
どの雑誌なんでしょう。道民として非常に気になります。
その記事を書いた記者さんに、何がスタンドプレーで、何がそうでないのか教えてほしいです。
上手く世渡りする参考として、チラシの裏にでもメモさせていただこうと思います。
多分、失くしちゃいますけど(笑)
2010年10月01日(金) 15:14
受け売りですが
金を失うことは小さなことである。
信用を失うことは大きなことである。
勇気を失うことは自分自身を失うことである
某政党は、勇気無く、信用を踏みにじり、保身に走り金稼ぎする方が多い気がする
(言い過ぎかもしれませんが)
政治家として「日本の将来」を考え、最後まで自分の信念を貫くべきだと思うのです
大変なことだと想いますが頑張って、北海道を、日本を元気にしてください
2010年10月01日(金) 17:33
柏倉さんへ
それは「北方ジャー〇ル」という雑誌です。11選挙区(十勝)における中川昭一先生の後継者に関する記事でした。僕の頭の中には、そんな気はこれっぽっちもないんですけどね・・・。
2010年10月01日(金) 17:35
ヘッポコ社長さんへ
良い言葉ですね。掛け値なしにそう思いました!
そうですよね!政治家が勇気を失っちゃダメですよね!
本当に勇気の出るコメントをありがとうございます!