地方自治体の混乱
今日は朝から帯広事務所にいました。帯広は珍しく一日中雨でしたね。本日は、高橋はるみ知事が帯広に来て政経セミナーを行いました。
そのセミナーの前段、別室で知事を交えて会議を行ったのですが、その中で「道路特定財源の暫定税率が廃止されて道はとんでもないことになっている」とおっしゃっていました。
僕も同感です。結局、「国は暫定税率分のお金は地方に払う」という話になっていますが、僕は皆さんにわかって欲しいのは、「もともとは国はお金を持っていない」ということなのです。
国がお金を持てるのは国民や企業などから税金としてお金を集められるからなのです。ということは、今回いくら暫定税率廃止分のお金を国が地方に払うと言ったところで、結局はその分を国は国民から別に集めるか、借金して調達するしかなく、結局は国民はそのお金を払わされるのです。民主党は「ガソリンが安くなって国民が喜んでいる」だの「だれも困っていないでしょ」だのと言っていますが果たしてそうなのでしょうか。
僕は来週の木曜日、道路特定財源の堅持と早急に暫定税率を元に戻す要求をするために東京に行きます。これは僕にとっては、建設業を守るためというよりも、北海道のこれからの発展のための社会基盤整備を「政府の責任」においてしっかりと行ってもらえるように行動するということが、北海道議会議員としての責務だと思っているからです。
これからまだまだ、各自治体では混乱が続くと思いますが、民主党は一切関知しないのでしょうね。
写真:帯広の某スーパーの入り口の写真です。北海道洞爺湖サミットのマークなのですが、エコの運動がひろがって来ています。買い物には、出来るだけエコバックを持参しましょう。