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地方分権の2次勧告について

2008 年 12 月 22 日(月)23:00 | 日記 | No Comments |

 この2次勧告については「けしからん!」と以前のブログにも書かせて頂きましたが、この勧告を作るにあたっては、国の役人の本当に呆れた実態が明らかになりびっくりしました。

 地方分権推進委員会から首相に渡された勧告には、「国家公務員の削減の数」が明記をされていました(この部分には、僕にも異論があることにはあるのですが・・・)。しかし、実際に首相へ文書を渡す間の1時間以内という短い間に、その部分が骨抜きになってしまうような加筆が加えられていたと言うのです。

 何故この問題が大きな問題にならないのでしょう。誰が勝手にこんなことをやったのかどうして議論にならないのか不思議でなりません。そんな職員は更迭はおろか解雇すべきなのはないでしょうか。

 この地方分権推進委員会を運営し勧告を作る為に一体どれくらい税金がつぎ込まれているのでしょう。これに携わっている職員の給与も勘案すると、何十億というお金がつぎ込まれているはずです。であるにも拘らず、その勧告が役人の勝手な都合で加筆をされ「骨抜きにされてしまった」のであれば、それは国民を愚弄した行為であり、激しく断罪されるべきなのです。

 「国会議員は、もっと役人の暴挙をチェックすべき!」だと考えているのは、僕だけなのでしょうか。

 最近、民主党は「社会保険庁はじめ、官僚はけしからん」と騒いでいるのですが、今回は全く騒ぎません。民主党の支持母体が公務員の労働団体であるために、役人が勝手に「国家公務員の削減の数」を骨抜きにしたことを追求できないのだとしたら、民主党に行財政改革をやる力なんて初めからないということです。テレビでいくら「税金の無駄を無くそう」なんて格好良いことを言っていても、民主党は所詮「ポーズだけ」ってことですよね・・・。

 僕が道議会で「道営住宅より職員公宅の家賃や駐車場が異常に安い。これで道民に納得してもらえるのか!」と質問している時も、激しく野次ってくるのは民主党の議員なのです。確かに自民党もピリッとしませんが、民主党のいい加減さにはいつも呆れてしまいます。

追伸 今日の帯広は以上に寒いですね・・・。今年の北海道は例年に比べて「厳しい冬」のような感じがありますね・・・。

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