国歌斉唱の指導は「合憲」
さて、JR福知山線の陰に隠れてあまり取り上げられませんでしたが、学校における国歌斉唱の指導等について画期的というか当然の判決が出ました。
福岡地裁で今日判決が出ましたが、学校における国歌斉唱の指導は「合憲」であり(当たり前なのですが、このような裁判があること自体情けないです し、こんなとぼけた裁判をしている国なんて「日本」だけでしょうね・・・)、また入学式や卒業式で君が代を起立して斉唱しなかったとして、北九州市教委か ら処分を受けた教職員19人に対する戒告以下の処分は「当然」と判断されたのです。
裁判長は、国歌斉唱の実施・指導は「個人の思想や良心を不当に侵害するものとはいえず、憲法に違反しない」と、さらに「国歌斉唱の実施や指導は教 育活動の一環。教職員の不起立を防ぐために校長が職務命令を出すことは必要性、合理性がある」と指摘したというのは画期的だと思うのです。
僕も道議会の本会議で「道立高校での入学式・卒業式の国歌斉唱・国旗掲揚状況」について質問をしましたが、100%しっかりと実施をされていない 現状があり、しかも道教委は起立しなかった教師の名前は解らない。調査するつもりはない」と言っているのです。しかしこの判決が出たということは、道教委 としても起立しなかった教師、国歌をちゃんと教えない教師をしっかりと把握する必要が更に出てきたことを意味します。まだまだ、この問題では道教委と意見 をぶつけている最中ですが、もっと強く、この学校における国旗・国家の問題に取り組んでいきます!
追伸 なんだか、JR西日本の電車脱線事故・・・。被害者もかなり増えて、救出も長期化しそうですね。昨日の僕の日記に何通か意見をもらいました。 その中の一通に「言っていることは十分にわかりますが、マスコミを敵に回すような発言はどうでしょう?」という本当に僕のことを思ってくれたアドバイスを 頂きました。本当に有り難いことですね。僕は、何でも思ったことを言ったり書いたりしてしまうタイプの人間なのです。でも、このようなアドバイスをもらう と「そんなものかな?」と少し反省をするのです。でも「所詮北海道の一地方議員がいくらマスコミに吠えたところでどうにもならない」と思ってもいるので す。やっぱり、思ったことは何でも書こうと思っています。後から書きすぎて反省することもありますし、間違いだったとあとから気づいたときは真摯に謝ろう とも思っていますので今後とも、皆様の色々なご意見をお聞かせ下さい!