国の財政を家計に当てはめると
今日は夜にレストランで、去年の北海道JC(私が会長を努めました)のパーティを行いました。
去年僕を本当に支えてくれた女房役の木村運営専務です。
今年は道東のブロック会長ですが遂に彼も卒業です。
その他、多くの卒業がパーティに来ました。
皆さんJCお疲れさまでした!
木曜日に合唱で蝶ネクタイをしましたが、この時は礼服に蝶ネクタイという「手品師」みたいな格好だったのですが、今日は本当のタキシードで、雪道は歩けない「オペラパンプス」を履き、襟の立ったワイシャツを着てという・・「執事」見たいな状態でした。
あんまりこういう格好は似合わないみたいですね・・・。
さて、非常に面白いたとえ話(政府が作成)を見つけました。国の財政の大変な状態を一般の家庭の家計に当てはめて考えるというものです。余りに国の財政の額というのは大きすぎて、しかも項目もわかりづらいということでこのように例えたのですが、それを見てみて下さい。国の今の状態を、自分の家の家計に置き換えると「とんでもないことになっている」ことが解ります!
まず、貴方の家が、月収52万だとします。しかし、それだけの月収があっても、3分の2は過去の借金の返済と仕送りに消えるのです。その上、お金が足りないと言って毎月40万円近くを新たに借金し続けているという状況なのです。通常の家計では考えられない危機的な状況であることが解ると思います。
上の話では、国の税収(44兆70億円)とその他の収入(3兆7859億円)の合計を、月収の52万4500円に置き換えています。夫婦が苦労して稼いだ収入は、住宅ローンなどの返済(国の予算では国債費)と田舎への仕送り(地方交付税など)で3分の2以上が消え、家族が生活費(一般歳出)に使える分は14万5500円しか残らないのです。
14万5500円でやりくりしようとしても、医療費(社会保障関係費)の伸びが止まらず、子供の授業料(文教・科学振興費)や台所のリフォーム費(公共事業費)などが加わって、出費額は月収を37万7400円も超えます。その不足分はカードローン(国債の新規発行)で賄うことにして、ローン残高(国債発行残高)は計7090万円に膨らんでしまっている・・・そのような「家計の家庭」は間違いなく「破産」へまっしぐらに突き進んでいるのがおわかり頂けると思います。
なぜ、こうなってしまったのでしょう?我々は我々のためにお金を使って良いわけはありません。
もし、これらの借金やツケを我々が返せなかったら、その負の遺産を引き継ぐのは我々の次の世代の人達なのです!本当にこれで良いのでしょうか?一日でも早く一円でも借金を減らす努力をする必要があるのではないでしょうか?この「たとえ話」を見て、これからの政治はもっと「力強く信念を持って」努力をしていかなければならないと強く感じました。