困苦欠乏の精神
余りお酒を飲めないのに、連日会合があって(楽しい時間ではあるのですが・・)ちょっと疲れ気味ですね・・・。今日は帯広に帰ってきて、これを書いています。
今日の夜は帯広で「自衛隊協力団体の新年会」が開催され、それに出席をしました。自衛隊の第5旅団・駐屯地がある帯広市として自衛隊を応援するのは当然だと思いますし、なにより自衛隊によって我々は守られているという感謝の気持ちは忘れてはいけないと思っています。
今日の会で井岡旅団長は「困苦欠乏」の話をされました。(旅団長は、スピーチ中でこの「困苦欠乏(こんくけつぼう)」と言う言葉が死語になっている・・というお話をされましたが、私自身もこの言葉は知っていましたが、本当に久しぶりに聞きました。確かに死語になっていますよね・・・)「今の日本でこの「困苦欠乏」という精神を伝えられる一つとして「自衛隊」がある」旨のスピーチでしたが、私も全く同感です。
今の日本は豊かになりました。そう言う僕も豊かな時代に生まれてきた1人です。豊かなことは素晴らしいことですが反面、その豊かさが今、大きな問題を生んでいるような気がしてならないのです。厳しいとすぐに物事を投げ出してしまう子供が沢山います。困難に打ち勝つという気概が子供からも大人からも消えてしまった気がします。日本は昔から「困苦欠乏」に耐える国民であったのですが、いつしかその言葉自体も使われない世の中になってしまいました。
しかし、僕はいくら豊かになってもこの「困苦欠乏」の精神を教えることは可能だと思うのです。子供を甘やかさず(何でも買い与えるようなバカなことは辞めて・・・等々)しっかりと高い志を持つような教育を行えば良いのです。自分の人生は自分で切り開かなければならないと、しっかり教えなければならないのです。我々大人がもっとしっかりしないといけないのです。久しぶりに「困苦欠乏」という言葉を聞いて、改めて現在のこの国の問題を痛感しました。
追伸 昨日から、結構報道されているニュースで僕は「?」と思うものがあります。昨日の朝日新聞の一面にも出ていましたし、テレビのニュースでもやっていましたが中川大臣と安倍幹事長代理が2001年にNHKの番組に関して、注意をして、それによってNHKの放送内容が若干変更され、これが「介入」だというニュースです。ただ、NHKとして「中立的で公正な放送をしてください」ということが「介入」になるのでしょうか?注意になるのでしょうか?(しかも、中川大臣にいたっては放送後にNHK幹部に会っているというではありませんか・・・)。それは当たり前の意見で、国民からお金を集めているNHKならそういう報道姿勢であるべきなのです。それを魔女狩りのように報道を続けるマスコミに本当に問題があると思います。