問題だらけの医療政策!!
今日の特別委員会も坦々と終わりました。僕は前回のこの委員会で「学校給食に関する問題」についての質問をしたのですが、今日は質問を控えました。それは第一回定例会において「学校給食に関する質問」をしようと思っているからです。
実際のところ、学校給食に関しては驚くほど沢山の問題があります。
例えば、“文部科学省”は自分達の天下り団体を守るために「〇〇を購入する際の助成金を貰いたければ、〇〇という団体を通して買うことが条件ですよ」等といった規則を勝手に作っているのです。これは簡単な言葉で「ピンはね」と呼ばれている行為ですが、最近、僕はこのような“中央官庁のやりたい放題ぶり”にびっくりすることが多々あるのですが、同時に“その厚顔無恥ぶり”にも呆れ果てているのです。さらに、地方自治体の担当職員がは「ピンはねされたって、それ以外の部分は助成金としてお金をもらえるのだから得だ」という思考回路しか持っていないようであり、それが僕には残念でならないのです。
ちなみに、民主党の国会議員の皆さんは「官僚からの情報」だけで仕分け作業をしちゃうので、結果として「こんな変な制度と団体」がまだ沢山残っているのです!ちなみに、これらの団体はその性格上「民主党」が事業仕分けのテーブルに載せようとしないカテゴリーに属していますので、民主党政権が続く限りこの「公的ピンはね制度」もずっと続くのでしょうね・・・。
さて、実は今日の夜、僕は「某大学の医学部の教授と関係者」の方々と一緒に食事をしたのですが、その席で“医療行政の実態”について、驚くような話を沢山教えていただきました。本当に、僕は自分の耳を疑ってしまった位に驚くことがいくつかありました。
また、一人の教授が「北海道が行っている医療政策の中で〇〇〇〇は問題があると思うが、これについて道議はどう考えていますか」と聞かれ、僕の考えを述べさせていただいたのですが、結局は教授の考えと全く同じでホッとしました。
著名な教授の皆さんが 「今の医療制度の大きな問題」ときちんと認識しているということに、僕の気持ちはかなり救われました。そして「医療政策に関する多くの問題を早急に解決しなければならない」と、強く思いました。
でも、実際には「その分野のプロではないキャリア官僚が医療行政を行っている」という時点で、既に医療行政は終わっているのですが、そもそも“そのこと”にすらメスを入れて来なかった政治家にも問題があったのではないでしょうか。この点についても、自民党にはしっかりと反省をして欲しいのですが、そんな気持ちなど毛頭無いようです・・・。
実際に“日本の医療政策”に関しては驚くような問題が沢山ありますが、それらの中には「深い闇が広がっているものがある」ということを、僕は政治家になって知ったのです。一刻も早く解決しなければならない問題なのですが、悲しいかな、今の国会の“体たらく”では、それらの解決は永遠に無理かもしれません・・・。
僕はお酒を飲めないので「ススキノ」には年に数回しか行きませんし、、会合等で行かなければならない場合も「憂鬱な気持ちで行く」ということが多いのです。しかし今夜のススキノでの会食は、自分にとって本当に有意義な時間となりました。