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合併後の見通し

2005 年 3 月 23 日(水)23:17 | 日記 | No Comments |

 今日は、僕の所属する「生活環境委員会」と「北方領土対策特別委員会」の委員会がありました。本議会の最終日前に必ず、常任・特別両委員会が開催 されるのですが、この委員会がくると「やっと本会議も終わりか・・・」という気持になります。会期中はやはりばたばたして、気持もはっているので、やはり 疲労が蓄積していきますね。結構疲れました。

 日中は北海道の青年会議所のメンバーが、僕の所に「道州制」について相談に来ました。若手経済人が、この北海道を真剣に考えて僕の所まで「意見を 聞きに来る」ことは凄いエネルギーですし、本当に北海道の将来の為に頑張ってもらいたいと思いました。でも、「道州制」の認識が僕のそれとは全然違い、改 めて「道州制」というものが道民に全く認識されていないと言う事実に直面しました!)

さて、北海道の市町村合併状態ですが、2006年3月末で、180市町村になるであろうという見通しが出ました。北海道の市町村数はずっと「212市町 村」だと認識していた僕にとっては(以前、NHKで「ホッカランド212」っていう北海道のローカル番組をやっていてそれで市町村数を知りました!) 180になるという事実は「衝撃的」なことなのですが、全国的に見るとまだまだ合併率はかなり低いようです。全国では30%以上の減少率になるだろうと見 られているので北海道ではその半分にも満たない「15%程度」ということになります。

 本州と北海道とは条件は違うと僕は思っています。本州において市・町・村と行政が現在分かれていても、昔は同じ「藩」だったとか、歴史や文化が北 海道とは違い、「合併しやすい条件」があるのも事実でしょう。しかし、それでも倍以上合併率に開きがあるというのは問題です。合併はその自治体で決定すれ ば良いことですが、もし、「道州制」が北海道で進んでいくと、合併をして出来るだけ多くの「権限委譲」を受けるという選択肢も各自治体で考えていかなけれ ばならないと思うのです。そういう意味では、全国に先駆けて道州制になる「北海道」こそ自治体の合併をもっと真剣に考えなければならないと思いますし、そ ういう視点も入れて「合併問題」を議論しなければならないと思っています。

追伸 明日、道議会第一定例会の最終日です。予定通り明日に終わりそうですが、大きな案件を抱えたまま「閉会」となるので、閉会後も少し「ばたばた」としそうです・・・。 

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