厳しい戦いになります。
今日は、日頃お世話になっている方々の所に挨拶回りをしました。まだまだ回らなければならない場所があるのですが、今日だけでも「自民党に対する風当たりの強さ」を肌で感じました。今回の戦いは、本当に厳しい戦いになりそうです。
(車で挨拶回りの途中。席からの眺めです!)
そういえば昨日、民主党のマニフェストについてのブログを書きましたが、異常にアクセス数が伸びているのです。多くの方が、「マニフェスト」に興味を持っているということなのでしょうか。「マニフェスト」という言葉に、多くの方が敏感に反応する風潮になったのは間違いないようです。
ということで、もう少し民主のマニフェストについて書くことにします。
昨日は書きませんでしたが「政治家が官僚をコントロールする」という目玉の政策も、お粗末極まりないものなのです。これは「100名の国会議員を政府に送りこむ」というイギリスの制度を完璧にパクった(失礼)ものですが、民主党はこの政策で、「政治家が官僚をコントロールできるようになる」と本気で思っているのでしょうか。
この制度は、イギリスで既に大問題になっているはずです。それは、「政策を決定するスピードが遅くなる」「多くの意見が錯綜し、中途半端な政策になる」「目立ちたがり屋の政治家がパフォーマンスを繰り返す」「人気取りのために、短期的なインパクトのある政策ばかりが行われる」・・・等々、問題だらけの政策だからです。本家本元で「失策」と評価されたものを、どうして日本でやろうとするのか・・・、僕はその神経とセンスを疑います。
僕は政治家としてとしては、まだ短い期間しか経験をつんでいません。しかし、政治家が官僚をコントロールするには「金と人事の掌握が一番の近道だ」と直ぐにわかりました。そういう意味で、民主党が主張している「100人を政府に送り込む」という政策は滑稽でお粗末な政策なのですが、多くの方々は「良い政策だ」と勘違いしてしまうんでしょうか・・・。
でも、民主党はこんなレベルのマニフェストしか作れないくせに、「自分達は官僚を支配できる」と本気で思っているのだとしたら、「身の程知らずの頓珍漢(とんちんかん)だ!」としか言いようがありません。こんな政党が一時でも政権を取ったら・・・、僕は恐ろしくて想像もしたくないのです。