北海道議会議員小野寺まさるのホームページ

　今日は、「十勝護国神社例大祭」でした。僕が議員になって初めて「土砂降り」の中での「例大祭」となりました。

　この十勝においても、過去の戦争により多くの方が亡くなりました。私は「政治家」というよりも「帯広市民」として、戦死をされた方々へ感謝の気持ちを伝える為、謹んで参拝をさせていただきました。

　僕が残念だったのは、今日の「例大祭」に参列をした政治家や行政関係者が少数だったということです。帯広市会議員は１０人も居なかったのではないでしょうか。また、市の職員はどれ位居たのでしょうか。

　我々の生活は、自分の故郷や家族を守るために戦争で命を落とされた「多くの方々の犠牲」の上に成り立っているのです。我々は、そのことをもっと自覚すべきです。そして、郷土の発展のため仕事をする「政治家」や「行政マン」であれば、この郷土ために命を落とされた戦没者の英霊に対しては、「常に感謝と敬意の念を持ち続けなくてはならない」と僕は思っています。

　僕は、「十勝・帯広の学校において、全児童・生徒が戦没者のために黙祷（もくとう）を捧げるべきではないか」とすら思っているのですが、今日参拝した政治家や行政関係者の数を見ると、絶望に近い気持ちになりました。どうしても参列出来なかった方々もいたでしょうが、それでも「少なすぎる」と思ってしまう数でした。

　今日の雨は、今の故郷を見て「自分達は、こんな故郷のために命を落としたのか」という、戦没者の方々の涙だったのかもしれません。

追伸：今日の例大祭で配られられたものです。赤飯に饅頭に日本酒とジュース。戦争当時、これらは想像が出来ないくらいの「ご馳走」だったのでしょうね。