北海道における自衛隊削減に反対する総決起大会に出席
今日は朝一番からバスに乗って、札幌に向いました。札幌で「北海道における自衛隊削減に反対する総決起大会」が急遽開催されそれに出席するためにバスに乗りました。JRで行く予定だったのですが、自衛隊OBの方々と一緒に行った方が楽しいと思い、バスで行きました。が、到着まで5時間弱がかかり、よく考えたら「往復する以上の時間!」でしたが・・。(でも、読みたかった本を結構読めたので良かったです!)
さて、今日の総決起ですが財務省が自衛官・兵器の削減を要求していることに関して、北海道としては断固反対するというものです。
北海道には現在、第2師団・第7師団・第11師団の3師団と第5旅団の1旅団があります。しかし、財務省の見直しによって3師団・1旅団が1師団に大幅に組織変更されます。人員も16万人から12万人になり、乗り物や兵器も相当な削減を余儀なくされます。
財務省の「お金がないのだから無駄なお金は削る」と言う考えもわかります。「聖域無き改革」のもと、出来るだけ族議員の影響等を排除しながら、国民のために支出の削減に努めるのもわかります。でも、やはり「聖域」はあるはずなのです。国防はこの日本にとって「必要不可欠」であるのは間違いのないことです。北海道は今なお「北方領土」を不法占拠されたままなのです。ロシアとは平和条約を締結していないのです。何故北海道の軍備を「帳簿上の論理」だけで削減できるのか不思議でなりませんし、それを認める「政府・国会」なら「国防の重要性を理解していない」とあきれかえるしかないと思っています。
なにも北海道の人口が減るから騒いでいるのではありません。地域エゴではないのです。この地域は、ずっと「北の脅威」から日本を守って来ました。その長い歴史の中で、自衛隊が反対運動もあったなかで、ようやく地元に根付き、北海道という「厳しい冬」「暑い夏」「広大な敷地」で世界に誇る、素晴らしい自衛隊を創り上げてきたという自負があるのです。
もし、財務省の言うように軍備を削った後、また必要になったからと言っても自衛隊という組織はすぐには増やすことは出来ないのです。世界の状況は「平和」に向かっていると考えているようですが「テロの脅威」「北朝鮮の存在」「宗教戦争の激化」等々、世界的に見て平和にほど遠い状況である中で、このような「財務省」の考え方は甚だ「非常識」であると思うのです。また、国連で「常任理事国入り」を目指しながら、自衛隊の削減ということも信じられません。今まで以上に国際貢献をする必要があるのにどうして「削減」なのでしょう?今の「中央」には価値判断に一貫性・合理性が無いと思ってしまいます。
書きたいことが沢山あるので長くなってしまいましたが、削減を阻止すべく「全力で反対」しなければと思っています。
(会場はあふれんばかりの人で、このように会場に入れない方が沢山いました。
急遽の総会だったにも関わらずこれだけの人が全道から集まるのです!!)