北教組の問題って・・・
先週のブログで書いてあったように、僕は今日“東京”に来ているのです。
僕は質問を作る際、様々な省庁に行って調査をしたり、色々な方からの証言を貰いますが、次回の議会での質問の為に「確認したいこと」が、僕には山のようにあるのです。
そういえば、北教組における国会議員への裏献金問題は大きく報道をされ続けていますね。
実は、僕は「この件に関係しているであろう質問」をし続けてきたのです。しかも、そのスタートは「平成15年の第4定例会」における“僕の議会デビューの質問”からです。
その時、僕は教育長に「以下の質問」をしました。
「次に、主任手当についてであります。過去の主任手当の受け取り拒否の事例でございますが、昭和56年2月24日に主任手当1億1000万円を北教組が道教委に返還し、道教委がそれを受け付けず、主任手当の押しつけ合いが繰り返された記録があります。そこで、疑問に思うのですが、現在、あのお金はどのようになったのか。(発言する者あり)最終的に金額は幾らで、そのお金がどのように保管されているのか。大事な道民のお金が宙に浮いているとしたら、とんでもない問題でございます。現状はどうなっているのか、教育長にお伺いをいたします。」
何故、こんな言い回しをしたのかというと、僕の耳にはこの当時「これが選挙に使われている」との噂が入っていたのです。ですので、このことを皮肉交じりに質問で聞いたのです。ちなみに、質問最中の(発言する者あり)とは、「誰かが野次った」という意味なのですが、“どんな野次だったのか”は容易に想像できますよね?
その後も僕は、この「主任手当て」に関しての質問を続けて来ましたが、ずっと「何に使っているのか」について証拠を押さえられませんでした。しかし、「いつかボロを出すかもしれない」と思い、主任手当ての返還に関しての質問で揺さぶりをかけていました。
そして、平成19年の7月の予算特別委員会において、僕は「北教組が道教委に返還してくる主任手当てを“道教委”が再度送り返す為、多くの職員と、多額の税金を使っている状況はおかしい」という理由から、僕は道教委に「主任手当ての受け取り拒否すべきだ」と迫ったのです。
そして、教育次長は以下のように僕に答弁をしました。
「北教組から返還と称して送付されてきた普通為替証書などは、道教委として受領する理由がございませんから、これまで送り返してきたところでございますが、今後におきましては、例えば法務局への供託の可能性など、返還行為を取りやめさせるための有効な方策について検討してまいりたいというふうに考えてございます。」
この結果、この年の12月に“道教委”は北教組に対して「今後は為替を一切受け取らない」と通知をし、それ以降組合側から為替が送られて来ることはなくなりました。
もしかすると、北教組においては「変なパフォーマンス」をする必要が無くなり、一方的にお金がどんどん溜まっていき、それとともに利子もどんどん付いていき、組合幹部は「有り余るお金」を目の前にして、「政治家に使う際は、最大限用心をしなければならない」という感覚が麻痺していったのかもしれませんね。
いずれにしても、このお金が政治的に使われていたのであれば、道教委は「今まで通りの答弁では済まされない」ということをしっかりと認識しなければなりません。
勿論、我々道議会議員にも徹底的に全容解明をする責任があるのは言うまでもありません。
2010年02月24日(水) 15:46
小野寺道議に質問です。
今回の記事を読んで、率直な感想として、何故北教組の組合員は主任手当の受け取りを拒否するのですか?
主任の立場にある人はそのような手当をもらわなくでも十分な給与をもらっていると言うことなのですか?
2010年03月23日(火) 23:20
竜さんへ
なるほど!もっともな質問ですね!北教組と言う組織は、例えば主任という「管理職」のような職を望まないのです。階級制度にみたいなものには全て反対するのです。教員の勤務評定にも反対しますし、「全員が評価もされず全員が自由で平等」といった考え方を好むのです。確かに組合活動ばかりをやっていては「評価」は下がりますし、階級性のようなものを導入されたら組合の存続にかかわることになるからでしょう。
主任制に反対しているので、もし組合員が主任になった場合には、その仕事を放棄し手当ても返還するのです。こうすることで制度自体を「意味の無いもの」にしようとしているのです。
2010年07月13日(火) 04:27
選挙違反と募金詐欺 犯罪組織と言われていますが、どうなのでしょうか?
真相を知りたいので返答求む
でも 殺しに来ないでねw ヤクザさんw