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北九州PCB廃棄物処理場の視察

2004 年 5 月 25 日(火)23:49 | 日記 | No Comments |

今日は北海道から東京に飛び、羽田空港で北九州空港に飛びました。九州には何度も行ったことがあるのですが、初めて北九州空港を利用しました。(以外に小さくてびっくりしました。そういえば!羽田発北九州行きは非常に小さい飛行機だったのですが(2席、通路、3席という横に5席しかない飛行機です)、その飛行機に我ら道議会議員の視察団(といっても11人ですが)の他に別の大きな団体が搭乗していました。芸能人ご一行で、どうやら撮影に行く途中でした。僕の隣にミキプルーンのコマーシャルに出てる俳優が座って(後に中井貴一さんと教えてもらいましたが、飛行機では名前を思い出せませんでした!)、その横には石野真子さんの妹が座っていました。僕が通路側に先に座っていたので石野真子さんの妹(名前は何でしたっけ?)を窓側に行かせるために席を立ったのですが、知ってる顔だなと思い(思わず帯広の有権者かと思ってしまいました)、フライトの1時間50分、悩み続けてやっと着陸の時に思い出しました。その他お笑いの人も結構乗っていました。(見たことはあるのですが殆ど芸能人をしらないのです。すいません!)芸能人と飛行機で一緒になることは結構あるのですが、「有名どころ」が隣に座ったことは初めてでした。まあ「だからどうした?」と言う話ですいません。一応日記を読んでいる皆さんにご報告まで・・・)


飛行機を降りてすぐバスに乗って北九州PCB廃棄物処理場に向かいました。この施設に非常に興味がありました。それは北海道にもPCB処理施設を室蘭に造るので、多くのことを学びたかったからです。実際にはまだ完成前でしたが、関係者の方の話を聞くことができ、非常に有意義でした。(PCBは今から10年で日本国内全体の処理を終える計画ですが、その処理のためにこの北九州の施設は800億円以上を投資するそうです。確かにPCBは処理をしなければなりませんが、北九州においては一番コストのかかる「科学処理法」での処分によりこれだけのお金がかかってしまうのです。海外で多く取り入れられている「焼却法」で行うと10分の1以上のコストで済むのです。北海道では税金を無駄に使わぬように処理方法もしっかり考えて行く必要があると思いました。でも建物に何百億円もかけて10年で使えなくなるって、一般の感覚では信じられませんよね・・・。)

今日は飛行機の乗り継ぎで視察はこの施設だけでしたが、いろいろ得るものがありました。その後、視察団のメンバー(環境生活委員会のメンバー)で食事をして、僕は今、部屋に帰ってこの日記を打っています。明日は福岡・鹿児島と忙しく視察を行いますが、多くのことを学ぼうと思っています。

(写真は後日アップします。)

追伸 インターネットのニュースで「家族会に批判!!」の記事が出ていてびっくりしました。家族会宛に「家族が5人でも帰ってきたのに文句ばかり言うな」とか「偉そうに政府を批判するな」という苦情が100件以上入っているという内容でした。僕は以前の日記でも「イラクで誘拐をされた家族へ電話する人がいる」ということを嘆きましたが、今回はもっとひどいと感じます。5人が帰ってはきましたが、何ら情報を得ることが出来なかった行方不明者の家族も沢山いるのです。どうしてそのような電話がする人がいるのか不思議と言うより、恐ろしく感じます。それらの人が、どういうことを訴えたくて家族会に抗議の電話をするのか全く解りません。日本はいつからこんな「訳の分からない人」が増えてしまったんでしょうね・・。

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