再生への第一歩
今日は朝のＪＲで札幌に向かいました。午前中は道庁で「打ち合わせ」や「資料請求」を行いました。
そして昼休み！道庁の公園の桜があまりに綺麗だったので昼休みに公園を散歩しながら写真に撮って来ました。この桜は八重桜で北海道にあるエゾヤマ桜よりも花の色が濃くて鮮やかな桜です。雰囲気は伝わるでしょうか？
赤レンガ庁舎の写真
道議会玄関前の写真
午後は、生活産業創出協議会の役員会に出席をしました。この会の会長という立場で役員会を開催したのですが、この協議会自体が今年の１２月に終了するという前提で発足をしているので、今までどのような事が出来たのか？現在の状況はどうなのか？今後どのような展開で協議会運営を行っていくのか？を考える役員会にしました。協議会から「経済産業省」へ補助事業の申請も行いましたし今後の展開はどのようになるのかは解りませんが、任期一杯、出来る限り「北海道の活性化」につながる結果が出せるように頑張りたいと考えています。
今日は日本女子バレーのオリンピック出場をかけた試合が行われました。相手は韓国でお互いが全勝同士！ふたを開ければ３セットをストレートで取った日本の圧勝でした。本当に本当に嬉しく思います。（帯広バレーボール協会の会長としても試合に出ていた選手の名前やルールを覚えなきゃと結構必死なのです。）でも、今回のチームは前回に比べて格段に強くなっていると感じるのは僕だけでしょうか？どうしてあそこまで強くなれたのかを分析すると、あの柳本監督に答えはあるようです。柳本監督は、試合中もスタッフに試合内容をリアルタイムでコンピュータに入力をするぐらいデータ収集を徹底して行ったようです。スポーツの試合中では苦しい場面は何度も来ますが、その時に今までのようにただ「がんばれ」とか「気合いを入れろ」とかいう「抽象的で根性が全て」のような指示を出すことをやめ、「このピンチの原因はここだ」とか「今後はこうすればよい」といった極めて具体的な指示を出すことにこだわり、そのためにデータを蓄積しているのだそうです。物事が起こる事象はデータが全てだとは思いませんが、大きな要素を占めていることは否定できません。
景気回復において他の地域は上昇傾向にあるのに、北海道だけが一人負けの状況になっています。このままでは本当に沈没する可能性があるのです。今、我々政治家も含め道職員と道民が同じ価値観でこの北海道を再生させていなかければなりません。日本女子バレーチームのように、北海道もしっかりとしたデータと裏付けをとり、道民に解りやすい北海道の将来像を提示していくことが「再生」への第一歩であると思うのです。
