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入札の指名停止期間の半減措置を見直す???

2008 年 10 月 28 日(火)23:14 | 日記 | No Comments |

 昨日の定例記者会見で、高橋知事が現在行っている「入札の指名停止期間の半減措置」を見直すと発表したことを報道で知りました。

 僕は、この発表に多くの疑問を持ってしまうのです。

 道は処分を受けた業者に対して入札停止の半減という特例措置を何故ゆえに行ってきたのでしょうか。それは、「現在、地域経済が余りにも疲弊しているので、ここで厳しいペナルティーを与えると地域が大変な事になるから」だったのではないでしょうか。だからこそ、「おかしいのではないか」という多くの声があったにも拘らず、この特例措置を続行しようとしていたはずです。

 ここで措置を止めるということは、「特例措置を止めても、地域経済に対する影響が無い」と言う確証を持ったということなのでしょうか。その上での決断なのかが気になります。

 また、「入札監視委員会に指摘をされたから止める」と発言をされたようですが、この発言こそ「議会軽視」ではないかと思うのです。議会で何ら説明も無く、いきなり「止めます」といわれても、僕は納得が出来ないのです。

 今回の知事の判断は「正しい」と僕は思っています。自分で作った決まりは守るのが当然だからです。しかし、この特例措置を止めるにあたっては、もっとしっかり理論武装をして、議会で議論をしながら決定するべき事項だったと思うのです。

 僕はもともと、この「特例措置」に対しては「反対」という考えでした。とはいっても、僕の反対の理由は共産党や民主党の主張とは異なり「特例が必要である基準自体に問題がある」という意味での反対なのです。「指名停止の期間がもともと長すぎるのではないか」という疑念は常に持っていました。

 いずれにしても、この問題に関しては来週の建設委員会で質問をしようと思っています。

 

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