今日は総務委員会に！
今日はアイヌ協会の問題を「総務部」に質問をしました。
実は僕は「公益法人の監視は一元化して厳しく行うべきだ。縦割りの行政の馴れ合いや、天下り先の団体に対する温情を一切排除する必要がある」と
ずっと主張してきたのです。そして、昨年から公益法人の指導監督は“総務部行政改革課”に集約されました。
それ以前は「北海道アイヌ協会」の指導監督は「環境生活部」で行ってきたために、“馴れ合い状態”が続き「ここまで歪んだアイヌ政策」になってしまいました。
今日の僕の質問で、道アイヌ協会は３０年以上に亘り「裏帳簿」を持ち続けていたことが判明をしました。ここ数年、アイヌ協会の不正が次々と明らかになっている拘らず、この期に及んでも協会本部が「裏帳簿を操作し続けていた」と言う事実に僕は愕然としてしまうのです。
この団体は「責任」なんてさらさら感じないようですし、「反省」をする気もさらさら無いようです。
先日、僕は「北海道教育委員会の委託事業において札幌支部の報告書の中に偽装領収書が見つかった」という質問をし、道教委はその事実を認め「札幌支部を追調査する」と答弁をしました。僕はたまたま夜のニュースを見たのですが、それを見て本当にびっくりしてしまいました。なんと札幌支部は「事実無根である」というコメントを出していたからです。
これを見た時に「この協会は反省なんてしないんだ」と感じたのですが、最近はその想いが更に強くなっているのです。
ちなみに札幌支部が出した「事実無根」というコメントは、僕の質問と道教委の調査を全面否定するものですので、僕としては更に追求を強めさせて頂きます。もし、事実無根で無かった場合には、これだけふざけたコメントを出した上に、昨年の機動訓練に続いて２度目の不祥事を起こしていたことになるのですから（その場合は“有印私文書偽造・行使”となるはずです）、それなりの覚悟をして頂かなくてはなりません。
また、アイヌ協会の本部は札幌支部長に対し、当然「釧路支部長と同じ処分」をするのでしょうし、事務局の責任も厳しく問われることになるでしょう。
ちなみに、今回の「裏帳簿」に関しては当然「本部の事務局の責任」も厳しく追求させていただきます。僕は、「ただ指導し是正します」なんて話にするつもりはさらさらないのです。事務局体制の「非常識さと無能さ」を徹底的に是正する必要があるのは当然です。
付け加えるなら、公益法人が少しでも利益を上げていたのであれば、免除されていた「税金」を払う必要があり、これをずっと払っていなかったのであれば「脱税」の可能性もあることを指摘しておきます。
いずれにしても、これから協会本部と各支部の責任の取り方を、僕は道議会議員としてしっかり見届けさせていただきます！
追伸
今日の僕の質問に対する答弁で、総務部長は「外部監査を導入する」と答えましたが。外部監査にも色々あるのです。外部監査を導入するにあたって、僕の所に相談があるはずですが、「一番厳しい外部監査の導入」でなければ承認しないことをここに宣言しておきます。
