今までで最大級の台風被害!
今日は朝6時台の一番のJRで札幌に向かいました。午前中は、台風の対策本部会議、午後は、一般質問の続きがありました。本議会中は、本会議開会時間以外は、道庁と打ち合わせをしたり勉強会や朝食会、各種議員連盟等の会合、各種団体との交流や陳情のヒヤリング等、色々な予定がびっちり入るのです。
さて、今日の台風対策本部会議での話ですが、今回の被害額は集計最中ですが、500億円を既に超えております。今までで最大級の台風被害なのです。(十勝は驚くほどの被害がなかったのですが、他の地域には深刻な打撃を与えています。例えば全道各地の果樹園では、木が根こそぎ倒れ、これから5?10年はこの台風での被害の影響をから免れないという報告も受けています)。
勿論、これだけの被害だったので早急に復旧を進めることが急務ですが、被害額が巨額であり、北海道だけではどうにもならないのが現状です(ただでさて、破綻寸前の財政状況であり、お金の捻出が本当に難しいのです)。国から「深刻な被害(激甚災害)であり、国として災害復旧を行う」という指定を早急に受けて(とは言っても最低で一ヶ月かかるのですが)、北海道の災害復旧を行わなければなりませんし、短期的な視野ではなく長期的な視野に立って、今回の被害に対する対応をしなければならないと考えています。
議会終了後も、各種団体の陳情・懇親会等が続きましたが、やはり色々な団体が、道からの補助金がカットされたり、優遇された税金を上げられたりして(道財政が逼迫しているのでしょうがないのですが・・・)多くの陳情・要望が寄せられます。これら団体に「はい!そうですか!では補助金カットをやめましょう」と全ての団体に良い顔は出来ませんし、対応が本当に難しいです。確かに、重要な活動をしている団体への補助金カットは道民にとっても損失であります。しかし、全ての補助金カットを中止するのも、団体からの受けは良いかもしれませんが、北海道の財政は立て直しの視点からいうと無茶な話です。補助金を受けるだけの団体か否かを道民の目線で判断し、止む終えないカットに関しては「是々非々」の態度で望んで行く必要があると感じました。
追伸 いやはや、本当にびっくりしました。本道の武部代議士が自民党の幹事長!!大臣が中川代議士と町村代議士!北海道には追い風ですよね!!