ただいまホームページ移行準備中です。

こちらのホームページは2015年5月29日までのものです。

事業仕分けの第3弾って(前)

2010 年 10 月 24 日(日)23:01 | 日記 | No Comments |

 事業仕分け第3弾とやらが始まるようですね。今回は各省にある「特別会計」にメスを入れるそうで、僕はこの点だけは評価をします。

 今まで与党である自民党の責任は勿論のこと、僕は「国会が特別会計を聖域にし続けた責任も重い」と考えているのです。未だ、自民党は今までの自分達の政治を真摯に総括していません。いつまでたっても国民からの支持率が増えない原因がここにあるということを、どうして理解しないのでしょう。

 さて、この特別会計が温存され続けた原因の一つに「族議員の存在」があったのだとすれば、自民党はこの部分をしっかりと反省し、非があれば国民に対して謝罪すべきです。 しかし、その一方で野党議員だって「特別会計の議論」を国会でやろうと思えば出来たはずであり、その部分の議論が殆んどされてこなかったことは残念でなりません。

 冒頭で、僕は「この事業仕分け第3弾ついて、特別会計にメスを入れることだけは評価する」という書き方をしましたが、実は心配をしていることもあるのです。 それは、特別会計の中に“隠れ借金”を見つけてしまう可能性があるからですが、藪(やぶ)を突付いて蛇を出してしまった時、一体民主党はどのような対応するのでしょう。

 僕は「政府が“特別会計も事業仕分けの対象にする”と決めたのなら、一般会計と特別会計を合わせた“国の借金の総額”を出す位の覚悟を持つべきだ」と考えています。 しかし、実際のところ、政府が“隠れ負債”を見つけても、事実から目を逸らして“臭いものには蓋”的な対応をするはずです。

 現在、“ばら撒きの政策”により国の予算は非常に逼迫しています。その中でこの事実を公開するということは「“今まで反故にした公約”に加え“別の公約”も反故にしなければならない」ということを意味します。衆院選の際、民主党は「我々が知っている埋蔵金の額は、民主党の全ての公約を100%実行できる額である」と主張していましたが、あれは全くのデタラメでした。そして、さらに“予想を遥かに超える額の隠れ借金”が表に出てきたら、「隠れ借金が見つかれば今までの埋蔵金は意味が無くなる」ということになり、国民は更に怒るでしょう。

  僕の目に「政府は“国民から怒りを買おうが嘘つきと呼ばれようが、是々非々のスタンスで事業仕分けを推し進めていく” という信念で特別会計にメスを入れようとしている」ようには見えないのです。

・・・・ 明日のブログへ ・・・・

追伸
今日は夜、事務所のある町内会の会合に出席をしました。今日、僕は「地元の方と色々なお話をすることは非常に大切だ」と改めて認識をしました。本当に大切な情報を沢山教えて頂きました。

コメント投稿