九州視察”北九州エコタウンセンター”他
昨日は、小倉市に宿泊をしましたが、今日もホテルを出発し北九州エコタウンセンターを皮切りに視察が始まりました。 市会議員を経験している道議が「今回の視察は一日中勉強で本当に疲れる!市議会時代の視察は午前中で終わりとか、楽だった」と嘆いていました。議員経験のある道議会議員は一様に同じような発言をしていましたが、本当に昔の視察は「楽な観光半分」の視察であったようです。
でもよく考えると、これで納税者は納得するわけはないですよね。皆さんの税金で視察に行っているわけで、いかに多くの事を学んで北海道に還元出来るかどうかが道民が求めていることで、視察はびっちり勉強するべきだと僕は思っています(でも本当にハードスケジュールで本当に疲れるのですが・・・)。視察には費用がかかっているわけですから、民間の企業と同じように「対費用効果」という視点で我々も行動をして行かなければならないと思っています。
で、今日の視察ですが北九州エコタウンセンターに行き、その施設の中にある「西日本家電リサイクル(株)・冷蔵庫やテレビと言った大型家電のリサイクル施設」「(株)ジェイ リライツ・蛍光灯のリサイクル施設」「福岡大学 資源循環・環境制御システム研究所・埋め立てたゴミ等、色々な角度からゴミや環境に対して学術的にアプローチ」を回りました。
これからの社会を考える場合に「環境」は最も重要なキーワードの一つであると思っています。我々の次の世代にどれだけ素晴らしい環境を残してあげられるかが、今を住む我々の責務だと思っています。このまままで行くと、今後約10年で、日本にはゴミを捨てる場所は無くなってしまうとのことです。野積みになっているゴミが土壌を汚染している問題もあります。もっともっと、環境や資源のことを考えて、リサイクルにも目を向け行政も企業も住民も一体となってこの問題に取り組まなければならないと改めて実感をしました。(特に蛍光灯のリサイクルプラントでは、驚くほどの蛍光灯が集められ、しっかりと分解をされて資源としてリサイクルをされていて大変驚きました)。僕は、北海道こそ、環境に関してどの他の地域より進んでいるべき地域であると思っています。このような環境に対する動きにもっと敏感であるべきですね。本当に勉強になりました。
その後、福岡に行き「アクロス福岡」という施設に行きました。この施設は国際交流・芸術・文化の振興とういう目的で建てられた素晴らしい施設で(これは携帯電話で撮った写真ですが、近未来のような立派な建物でした。この建物が10年建っているとは思えませんでした。)施設として行政から補助が無くても、黒字経営を行えるとのことで非常に驚きました。)大きな建物は大きな出費を伴います。箱物を作ることに躊躇する財政内容ですが、コンセプトさえしっかりしていれば、箱物も黒字にもなるのですから、経営的な感覚をもって地域作りをしていくことが大切であることを再認識しました。
アクロス福岡の内部です。立派なのが解るでしょうか?
アクロス福岡のコンサートホールです。
全て木で出来ており音響が素晴らしく、クラシックやオペラ等に最適なホールとのことです。
その後、福岡空港から鹿児島に向かい、ホテルに到着。ホテルは霧島温泉にあり夕食後、温泉に入りやっと一段落しました。(この日記をメールで送りたいのですが電波が届かない場所にあり、明日も屋久島でメールが届かないと思うので、日記の更新が大幅に遅れそうです。)温泉街と言っても周りには全く何もない場所で、ゆっくりと休めそうです。(いやー、本当に疲れた一日でした!)