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中国と良い関係を築く為には

2004 年 8 月 7 日(土)23:23 | 日記 | No Comments |

 やりました!サッカーの日本チーム。3対1の勝利で、勝利に酔いしれながらこの日記を書いています。

 さて、先日の8月5日の日記(→参照)にも書いたように、今回のアジアカップでの中国の態度に僕は非常に憤りを感じています。昨日、JRで電車に乗ったときにいくつかの新聞を読んだのですが、やはり一部マスコミの論調は僕の考えとは違うものでした。

 その論調は「今回の問題を大きな問題にしてはいけない」「日中関係が悪化しないようにする必要がある」「一部の人が騒いでいるだけだ」「スポーツでのことを政治の舞台に持ち込んではいけない」「日本の過去が悪いからこうなっている」「いま中国は発展途上だから大目に見る必要がある」等々でした。そして、共同通信は「ある中国人から謝罪のメールが送られてきた」という記事を載せていましたが、僕にはこれを記事にしてしまう感覚が理解出来ないのです。一体どこの誰がこのメールを出して来たのでしょうか。中国人からの「たかが一通のメール」を紹介して、中国人全体が反省しているかのような記事は本当に意味があるのでしょうか。この報道姿勢はマスコミとしての本当に正しいものなのでしょうか。
 あのスタジアムとその周辺の雰囲気では、明らかに何万人もの人が「反日」の感情をあらわにしていていたにも拘らず、一人のメールでそれが帳消しになるような問題だと考えているのでしょうか。僕はマスコミのこういう論調を見ると、怒りを通り越して情けなくなってしまうのです。


 よく考えてください。日本は25年にもわたり3兆円以上中国にお金を渡しているのです。中国の国民はこの事実を知っているのでしょうか。知っていてこのような行動に出ているのでしょうか。また、中国は靖国神社や教科書の問題に関しては、事あるごとに日本政府に対し「抗議」をし、国内においては「反日キャンペーン」を行います。何故日本政府はこのような露骨な中国の態度に対し、もっと強い態度で中国に抗議をしないのか、僕には理解できないのです。東シナ海の海底油田開発の件にしても、中国が日本にしてきているように、日本も同じように中国に強い抗議をすべきなのです。日本の弱腰外交には本当に呆れてしまいます。日本は国として「中国とどういう関係を結びたいと考えているのか」よく解りません。今のように「お金だけ払って、文句ばかり言われ、文句は言えない関係」を構築したいと思っているのでしょうか。

 中国では、毎日のように悪役の日本人をやっつける「ヒーロー」のドラマがテレビで放映をされているのです。日本がお金をあげて中国の発展に寄与していることは国民に知らされてはいないのです。教科書も圧倒的に日本のことを非難し続け、「反日教育」を続けているのです。このようなことに目をつぶったままで本当に良いのでしょうか。

 僕は「中国はけしからん。喧嘩をふっかけるべきだ。」などと言っているではありません。本当に中国と良い関係を築きたいのであれば、本心を相手ににぶつけることが必要だと思っているのです。

 追伸 今日も帯広は暑かったですね・・・。この猛暑は記録なのではないでしょうか?

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