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中国での反日運動に遺憾

2005 年 4 月 11 日(月)23:22 | 日記 | No Comments |

 何だ?この寒さは・・・と思ってしまいました。今日、東京から帯広に帰ってきました。一日しか東京にいなかったのに、東京の暖かさとくらべ余りに 帯広の気温が低いのでびっくりしました。東京では半袖の人がたくさんいて、桜も散りかけているのに、十勝帯広空港から帯広への道は路肩にたくさんの雪があ るのです。今日はふだんよりも気温が高いとの事ですが、それでも異常に寒く感じました。でも、ぼくはこのメリハリのある「帯広」の気候が大好きですね。春 の訪れが本当に嬉しいって気持ちは「我々」が一番良く知ってるんですよね!

 さて、中国では「反日」の運動が驚くほど大きくなってますね・・・。本当に憂慮すべき事態です。でも今回の中国の「態度」には本当に憤りを覚えるのです。
中国政府は日本大使館への投石の時も、中国当局は暴徒をあえて「排除」しないのです。民間の企業のが破壊されているのにそれを制止しないのです。これで 本当に統治国家なのでしょうか?国際法上も許されるべきことではありません。それなのに、この問題に関し中国は「詫びる」どころか「この問題の発端は日本 にある」とあたかもこのデモの責任は日本側にあるようなことを言うとは本当に何と言ってよいのか分かりません。

 日本の歴史認識や教科書問題に関して中国にはいろいろ意見があるかもしれませんが、人の国の教科書に文句をいうのは「内政干渉」ですし、しかも 「扶桑社」の教科書のどこに問題があるのか良く理解できません。相手が日本の歴史教育に不満があるなら日本も間違えた「歪曲・捏造・誇大」した中国での日 本に対する教育に対して断固異議を申し立てるべきではないでしょうか?(中国で使われてる歴史教科書は本当に事実に反したことがたくさんかかれ、写真だっ て捏造されたものが使われているのを皆さんはご存じですか??)

 今回のデモで多くの日本企業の建物や看板が破壊され、そして何より北京にある日本大使館の悲惨な状況を見て、僕は日本人として「怒り」を感じまし た。あるテレビのコメンテーターは「憎しみや怒りは問題を増幅させるだけだ。日本人は冷静に対処しなければならない」などとしたり顔で言っていましたが、 自分の家に石を投げられて窓を割られても同じことを言えるのでしょうかね?(でも、日本って不思議ですよね・・・。このような難しい国際問題を、なんだか わからない芸能人とか歌手とか女優とかが、知ったようにコメントしてる国ってあんまり無いですよね・・・あまりのとぼけたコメントに力が抜けてしまうこと は皆さんは無いですか??)過激に対処しないのは当然ですが、でもこの問題はきれい事ではすまされない問題だということははっきりとさせておかなければな らないと思うのです。

 北海道も今後、中国に道産品の販路拡大を行う予定ですが、このような中国の情勢をしっかりとふまえる必要が出てきました。「北海道としては、道産 品が売れればよい」という考えだけでは駄目だと思うのです。帯広も中国に姉妹提携都市がありますが今後の交流についても改めて考えることが必要です。日本 だけではなく多くの自治体がこの問題を政府だけの問題と考えることは最終的には日本全体の国益にはつながらない結果になると僕は考えています。 

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