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モラルについて

2004 年 4 月 29 日(木)23:40 | 日記 | No Comments |

 今日は休日(みどりの日)でしたが、やはり朝の9時から会議があり一日中走り回りました。

 お昼は、のうの参議院議員が帯広に来たということで、(僕は道議会自民党看護振興議員懇話会のメンバーで、のうの参議が看護婦出身の議員なのです)会合に行き挨拶をしました。

 その後、街に行って(帯広の老舗デパートの藤丸前で)、ボランティアの小学生くらいの皆さんが、緑の羽の募金を声を張り上げて行っているのを応援に行きました。あの年代から、人のために何かをするというのは、素晴らしいことだと思います。


 募金をする人が全員素晴らしい人だという訳ではありませんし、しない人でも素晴らしい人はいます。しかしいろいろな態度をとる大人を見てあの子供達は、色々学んだことがあったと思います。変な人がいたとしたらそういう大人にはなりたくないと思うのでしょうし、ボランティアについても色々なことを考えたと思います。

 実は、募金と一緒に鉢植えの花も配っていたのですが(例えば10円でも100円でも募金をすれば鉢植えが貰えるのでサービスみたいなものです)、一度も募金をしないで、時間を空けて4度も植木鉢を貰いに来た年輩の女性がいました。
 どういう神経をしているのか全く理解できません。人の好意をどう思っているのでしょうか?また、一生懸命募金を集めている小学生の前でよくそんな恥ずかしいことが出来るなと呆れてしまいました。

 アメリカが全て正しいとは思いませんが、このようなことは殆どありません。例えば、僕は良く腹を立ててしまうことに、駐車場の付いている店で、一番店の近いところに「身障者用」のパーキングエリアがあっても、そこに普通の人が何食わぬ顔をして車を駐車するのを見たときに、異常に腹が立ちます。どういう神経をしているのか?いままで、学校や家庭や社会でどのようなことを学んできたのか?色々なことを考えてしまいます。こういうことを平気ですることが実は一番恥ずかしいことだという意識を植え付ける教育がされていないということだと思うのです。アメリカでは、そのような非常識な人がいても、それ以外の多くの人が「恥ずかしいことだ」という目でその人を見るので、結局は殆どの人がそのようなことをしないのです。日本はもっと「モラル」がある国だったはずです。
 昨日の、あの年輩の女性を見ていて、このような人が増えているよう気がして少し気が重くなりました。「今の子供は・・・」って言う前に、大人だってもっとしっかりしていかなければいけないと強く感じました。

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