マニフェストの更なる訂正!
今日の朝、道議会の自民党議員会で「マニフェストの最終案」(正確には「重点政策」なのですが)を提示することが出来ました。
しかし、訂正が終わったはずの「マニフェスト」をじっくり見直すと、「この文章は少しおかしいかも」、「これは説明不足かも」、「違う言葉の方が良いかも」、「この政策には矛盾があるかも」等々・・・、気になる所が沢山出てくるのです。今日は臨時議会の日でしたが、時間の合間にはずっと赤ペンを持って「マニフェスト」と格闘を続けました。
さて、今日の道新の朝刊に「建設業や農業に配慮 自民道連、重点政策を策定」という記事が出ていましたが、今回の自民党道連の「マニフェスト」の柱は「農業と建設業への積極的支援」ではないのです。現に、従来の自民党道連の重点政策集では、「建設業」に対して多くのスペースを使い「業界への支援策」を積極的にアピールしていましたが、今回は「建設業」のページそのものを無くしたくらいです。
今回の「マニフェスト」の最初のページは「観光」です。「社会保障」や「子育て・教育」という分野にも、多くのスペースを割きました。これは、「道民にとって重要かつ緊急性の高い政策か」という基準で政策の優先順位を決め、順位が高い政策のみを「マニフェスト」に載せた結果なのです。
道民の生活を守るには、本道経済を再生し発展させることが急務です。その実現の為に、建設業や農業に対する政策がマニフェストに載ったのであって、「建設業」や「農業」に媚を売るという目的で「マニフェスト」に載せた訳ではないのです。
あの記事だけを見ると、そう勘違いをしてしまうかもしれませんので、ブログを読んでくださっている皆さんには、そのことだけはお伝えしなければと思い、これを書かせて頂きました。
今朝の新聞の見出しを見て「マスコミは『自民党=公共工事VS民主党=脱公共工事』というような『対立の構図』を作りたいのかな」と感じてしまいました。
追伸 同じく今日の道新に、「民主党はマニフェストにある『アメリカとFTAを締結する』という政策を今週中にも修正をする」という内容の記事が出ていました。マニフェストってそんなに簡単に変えられるものなのでしょうか。民主党はどれだけ安易に政策を作っているのでしょう。高速道路の無料化一つ取っても、矛盾だらけの政策であり、党としての「政策立案能力」に不安を感じます。