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ボロが出てきた民主のマニフェスト!

2009 年 8 月 2 日(日)23:46 | 日記 | No Comments |

 「本当に政権を取れる」と思い、少し調子に乗りすぎたのでしょうか。民主党は「国民受けするか・否か」という観点だけで「マニフェスト」を作った為に、矛盾だらけの政策を国民に発表してしまいました。時間の経過と共に、多くの有権者が「何かおかしい」と感じ始めてきたようです。マスコミの論調も変わってきました。

 今日は、「アメリカとFTAを締結する」という民主の政策について書きます。これは簡単に説明すると「アメリカと日本の二国間で、商品・製品の輸出と輸入に関し、自由貿易(関税を撤廃する)を行う」ということです。(しかし、現在の2国間交渉はEPA(経済連携協定)が主流で、時代遅れのFTAを出してくること事態、民主党が国際感覚を持ち合わせていない証拠だと僕は思うのです。)

 もしそんなことをしたら、圧倒的に安い米や小麦、豆、とうもろこしやでんぷん等が、どんどんアメリカから日本に入ってきます。日本の農業は壊滅的な状況になるでしょう。これは北海道・十勝の「農業」という基幹産業の崩壊を意味します。

 消費者によっては「農産物が安くなるのだから良いことだ」と言う方もいるでしょう。しかし、日本の食料の自給率が極端に下がってしまうと、農産物が世界的不作の年に、日本国民が「餓死」するかもしれないのです。ですから、安易に「安い海外の農産物の輸入」を決めてはいけないのです。(ちなみに、民主党は「農業者には個別に所得の補償をするから大丈夫」と言っていますが、一兆円ちょっとで本当に足りると思っているでしょうか・・・。十勝の農業生産額だけでも2千6百億円なんですが・・・。)

 ある北海道の民主党の代議士は「こんな政策が入っているなんて知らなかった。撤回を求める」という驚きの発言をしました。農業王国である北海道の代議士が全く知らないうちに、この政策がマニフェストに入ったことも驚きですが、「マニフェストに書かれてある政策を撤回させる」という代議士の発言は、明らかに国民を馬鹿にしたもので、僕はびっくり仰天してしまいました。

 民主党のいい加減なマニフェストでは、日本が大変なことになります。日本の農業は崩壊します。国民は「高速道路がただになり、子供手当てが出て、さらに高校もただになった!」と大喜びしたのも束の間、国の赤字がどんどん増えていくことに愕然とするでしょう。外交は弱腰で国益が損なわれるでしょうし、国防すらまともに出来ない国になると思うのです。多くの企業は海外に進出をし、産業が空洞化するでしょうし、失業者はさらに増えるはずです。外貨の獲得も難しい状況になるのではないでしょうか。ここで書ききれないくらいの懸念が、まだまだあります。

 民主党の鳩山代表は、発表したマニフェストに不都合が続出し「あのマニフェストは完全なものではない」という衝撃的な発言をしました。では、国民は民主党の何を信じれば良いのでしょう。

 今までの自民党にも問題があったのも事実です。自民党はその部分の過ちは素直に認め、「国民本位」という考え方に立ち返らなければなりません。その上で「日本の将来の為」に、この「いい加減な民主党」と、正々堂々と戦うべきだと僕は思っています。

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 今日、僕の会社の社屋の地鎮祭が行われました。「こんな不景気な時に」というタイミングではありますが、これを契機にさらに社会に寄与できる会社にしなければと思っています。

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