ニュースは「断酒」ばかり・・・
今日、「もうろう会見をした中川昭一前代議士が、断酒宣言をした。」というニュースがテレビでずっと流れていました。
僕は、昨日の総決起大会の司会を務めていましたが、しょっぱなから台本とは全く違う展開となり、予想外のことが何度も起こりました。
その大会の講師だった政治評論家の三宅久之さんが「中川先生は酒にまつわる話が多すぎる。多くの新聞記者からも沢山話を聞いた。代議士を続けようと思うなら『断酒する』と宣言するくらいの気持ちを持たなければならない。ここで宣言をしなさい。」と発言したのですが、その時点から大会の終了まで間、僕のパニックのレベルは最頂点のままでした。
その後、中川昭一前代議士が挨拶をしましたが、この挨拶の内容に納得をしなかった中川義雄参議(昭一さんの叔父です)が、「ちゃんと断酒宣言をせよ!」という挨拶をした時には、「そうだ!」といった掛け声と共に拍手も起こってしまい、会場が異様な雰囲気になりました。
この参議の挨拶の後、司会の僕に促されることもなく昭一さんが自ら登壇し「皆様の為に断酒します」と宣言したのが全ての顛末です。
昭一先生が正式に宣言をするまでの間、僕は混乱する思考回路の中、「最終的には、僕が『断酒宣言』を促さなければならないのか・・・」とか「この会場の雰囲気をどうやって変えようか・・・」とか、色々なことを考えておりました。1700人の方が来ていましたし、テレビカメラも沢山並んでいました。本当に疲れ果てました。
さて、自民党に逆風が吹いている中、わが陣営にとって昭一先生の「酒」にまつわるイメージが、更に大きなマイナス要因になっているのは間違いありません。また、多くの後援者が「何故、断酒宣言をした上でしっかり謝らないのだ。」と不満を持ち続けていたのも事実です。
今後、「皆様のため、日本のために・・・」という枕ことばに対して、多くの方から多くのご批判が出てくることは承知をしています。「遅すぎる」というご批判もあるでしょう。
しかし、昭一先生が「断酒宣言」をしてくれたことによって、後援者の心の中のにわだかまりが無くなったのは事実です。これで、やっとスタートラインに立つことが出来ました。断酒宣言はあくまでも昭一先生と後援会の間の話だったのですが、あそこまで報道されたことは驚きでした。やはりこの件に関しては、今でも有権者の方々が注目しているのですね。なにはともあれ、我々は8月30日まで全力で走り切ります。
今日の講師の三宅さん。夜にご一緒させていただきました。「今回は素晴らしい講師を呼ぶことが出来た。これ以上の講師はいなかっただろうな」と心底思いました。
今日ブログは、当初違うものを用意していました。しかし、報道の影響で中川昭一先生に関するのキーワードでこのHPにアクセスをしてくる方が急増しましたので、この内容に差し替えました。
追伸:今日は東地区で弁士をしました。この地域は人が集まりづらいのですが、驚くほど多くの方に来ていただきました。