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タブーだった問題を、やっと議論のテーブルに!

2008 年 11 月 4 日(火)23:40 | 日記 | No Comments |

 やっと絶対タブーだった話題を議論のテーブルに上げました。

 その話題とは・・・

「政令指定都市である札幌選出の道議会議員の定数問題」です。

 どういうことかというと・・・

 札幌は「政令指定都市」なのですが、これは札幌市が「北海道とほぼ同じ権限」を持っていることを意味しています。

 つまり札幌から出ている道議会議員が、地元のためにできる仕事は殆ど無く(あるのは公安の信号機設置や一部の河川、道立学校のこと位しかありません)、札幌市民が仕事をお願いする相手は札幌市議会議員なのです。

 また、例えば「北海道の医師不足問題」に関して言うと、札幌に全道の半分以上の医師が集中している状況であり、札幌の道議会議員にとっては「医師不足」は重要な問題とはなっていないのです。失業問題にしても、公共交通機関の問題も、多くの問題において、「札幌」と「地方」では、明らかに問題の深刻さが違うのです。

 今、道議会で「道議会の定数削減」の話し合いがされています。僕も「定数削減」という方向性には賛成なのですが、札幌という巨大な政令指定都市選出の道議会議員のあり方を議論しないで削減を推し進めると、地方の議員だけがどんどん削減されて行き(十勝郡部でも次回は定数4から3に削減されるかもしれません)、逆に札幌の議員だけが増加していくことになってしまいます。

 道議会において、地方の道議会議員が少なくなり、逆に札幌の議員だけが増えていくということは、「真の地方分権」とは逆行するとだと僕は思っています。

 今まで、札幌選出の道議会議員の議論を全くしないまま「議員定数の削減」の議論が行われて来ましたが、やっと2期生の中で「政令指定都市の道議についても考慮すべき」とういう意見を議員会に出せることになりました。

 今後大変な騒ぎになるでしょうが、僕と同じ考えを持っている仲間もできましたので、僕は自分の信念を貫こうと思っています。

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