ゴミ拾い!万歳!
今日は、昨日のブログが「お詫び一色」になってしまったために書けなかった「ゴミ拾いの事業」について書かせていただきます。
昨日の朝、頭には“十勝護国神社のタオル”を巻き“作業用のつなぎ”を着て、軍手をはめた手に“火バサミ”を握りしめ、僕は“帯広市役所前”に行きました。
そして、僕は“十勝クリーン・キャンバス21”という街の清掃事業”に参加をしたのですが、これは、僕が(社)帯広青年会議所の理事長だった時にスタートした事業なのです。
この事業は、なんと今年で“10年目”を迎えるのです。僕は「自分が理事長だった時から10年もの歳月が流れた」という事実に愕然としたのですが、同時に「この事業が10年間も続いている」ということは、僕にとって本当に嬉しいことでした。
さて、この“ゴミ拾いの事業”は「今まで一般的に行われて来た、市民による街の清掃事業」ではなく、アメリカで生まれた“アダプト・プログラム”という手法を導入した事業なのです。ちなみに、このプログラムは簡単に説明すると「住民自身が奇麗にしたいエリアを自分達で決めて、住民と役所契約を結び、お互いが協働しながら街を奇麗にしていく」というものであり、道内で最初に“アダプト・ログラム”を導入した事業が、実はこの“十勝クリーン・キャンバス21”なのです。
今から10年前、アメリカの各地においてこのプログラムは晴らしい成果を挙げていたのですが、その当時“日本国内”において“アダプト・プログラム”を導入していた自治体も事業も数える程しか無かった為、我々は“手探りの状態”で事業をスタートさせたのです。にも拘らず、この事業が10年も継続していることが、僕としては嬉しくてしょうがないのです。
昨日ですが、驚くほど多くの“ちびっ子”が「クリーン・キャンバス21」に参加していましたが、この子供達の心の中には「自分の街を愛する気持ち」がしっかりと芽生えたはずです。
(写真に写っている子供達の顔ですが、プライバシー保護の観点から「ぼかし」を入れ掲載をしました!)
事業の最中に、市役所の幹部の方から「街の中に捨てられたゴミの量は、毎年どんどん減っています」という“嬉しい報告”を聞くことが出来ました。事実、街には“ポイ捨てゴミ”は殆んど無く、僕はそんな街を歩きながら、「やっぱり故郷って良いもんだ」と改めて痛感しました。
ちなみに、この事業は道内のアダプトプログラムの先進事例として「北海道のホームページ」で紹介されています!
(北海道庁 総合政策部・総務課 “アダプト・プログラムの可能性と展開” のページへ→リンク)
このページの中の“第2節~第3節”の部分に詳しい説明が書かれてあるのですが、その中で僕は“小野寺理事長”という“当時の役職名”で登場をしています(笑)。僕は、先日このページを発見したのですが、その時本当にびっくりしました!