ギリギリの攻防!
昨日、僕は札幌市内の某ホテルの一室において、11月の決算特別委員会で行う質問の関係部署の道職員の方々と意見交換を行う等、ずっと話し合いを続けていました。また、決算書類等の書類の精査も行っていました。
昨日は、余りにも疲れてしまったので、自分としては不本意でしたが「ブログ」を休ませて頂きました。
さて、今の僕ですが「時間との勝負」という感じが続いています。一つずつ書類をチェックしながら「問題点を洗い出し、カラクリを推理する」という作業をずっと繰り返しているのです。そのために作業のスピードが非常に遅く、未だ書類の全てに目を通せていないのが現状です。
今までに精査をすることの出来た書類の中に、かなりの問題を発見しましたので、目を通せていない物の中にも数多くの問題が隠されているのは間違いありません。また、その中に、今まで発見した以上の大きな問題が含まれている可能性もありますので、質問者としては時間の限り「チェックをし続ける」必要があるのです。
僕は、今回の質問準備にあたり「行政のいい加減さ」を再認識しました。道庁にもそのような部分があるのですが、実は中央官庁は道庁とは比較にならないくらい酷い状況であることも知りました。
公務員でありながら、「自分が担当している時に不正な処理がばれなければ良い。自分が異動になるまでは、何がなんでも隠しておこう。」と考えていることが、多くの書類を通してはっきりと見えてくるのです。
「公益法人」の中でも、模範となるべき「行政による公益法人」による財務処理のごまかしや不適切な業務のオンパレードなのです。開いた口が塞がりません。監督官庁もチェックをする気など全く無かったのでしょう。
「これは、行政の仕事だろ!どうして俺が、こんな出入金伝票の一枚一枚までチェックしているんだ!」と、腹が立ってしょうがありません。
再来週には「この問題」を皆さんが知ることになります。国家公務員は国民、道庁職員は道民の為に仕事をするのは当然です。しかし、「そんなことはお構いなしに、面倒なことから目を逸らして“自分の為”だけに仕事をしている公務員がいる」という事例が、僕が行う質問の中に沢山出てくるのです。
今の日本には「公務員」に関する多くの問題が存在しています。例えば・・・薬害訴訟の問題にしても、天下り団体の問題にしても、贈収賄等の問題にしても、遅々として進まない「行財政改革」等々・・・、多くの問題の原因が「このような公務員の意識」にあることは間違いないのです。
次回の質問も「心を鬼にして」望まなければならないようです。これで、また多くの方に嫌われるのでしょうね・・・(笑)