オンブズマンの住民監査請求!
最近、やっとホームページをリニューアルしましたが、『新しい機能』が色々と付きました。その一つは、このホームページを発見した方が「どんなキーワードをYAHOOようなホームページで打ち込み、どうやって僕のホームページに辿り着いたのか」・・・ということが解るというものです。この情報をホームページ上で見ることはできませんが、非常に面白いので「メーリングリストの会員には教えようかな」・・・と、考えたりしています。
今日、何故か 【政務調査費 小野寺】 というキーワードで、僕のHPに辿り着いた方が数人いました。そこで、本日は「政務調査費」についてのブログを書くこととします。
実は、札幌市民オンブズマンから、道議会議員の政務調査費に関する住民監査請求(注1)があったことを皆さんにお知らせしなければなりません。オンブズマンから出された書類の中に「僕の名前」がありました。彼らは「僕の政務調査費の使い方がおかしい」と言っているのです。
でも、皆さんご安心下さい。僕は、政務調査費を不正に使ったことなど一切ありません。
ちなみに、提出された書類には「議員名」・「車のリース料」・「ガソリン代」の金額がそれぞれ明記されていて、この書類に登場する道議会議員は67名で、議員定数の約3分の2の議員が登場をしています。
彼らの主張は、「道議会議員が、政務調査費から『車のリース代』と『ガソリン代』に使った総額は4、100万円にも上る。議員は政務以外にも使っているのだとしたら、その部分は自分で支払うべきだ。しかし、どれくらいの割合で『政務』と『個人分やその他』を按分(あんぶん)しているのか、その記載が無い。したがって、この金額は個人分の使用も入った金額であり、総額の3分の2(注2)の約3000万円を道民に返すべきである。67名の道議会議員は違法・不当に政務調査費を使っていたのである!!!」・・・というものでした。
かなり強引な理論展開なのですが、それでも「政務調査費の使い方がおかしい」と感じている方がいるのであれば、僕は議員としてしっかり説明責任を果たさなければならないと思っています。
ちなみに僕は、車のリース料として年間24万円(月々2万円)のみを政務調査費から支払っており、按分はしっかりしています。さらに、「ガソリン代」は政務調査費から一円も計上していませんのでご安心をしてください!
夜には、急遽で中川前代議士を囲む会の弁士になりました。僕は、「何を話せば良いのか」、「どんな話が心を動かすのか」・・・、試行錯誤を続けながらスピーチをしています。今日も市内の挨拶回りをしました。
(注1)「住民監査請求」とは簡単にいうと、市民が行政に対して「おや?変なことをしているぞ!」と思った時に、おかしいと思った証拠をそれぞれの行政のチェック機関である「監査委員」に出し「きちんと調査をし、適切に対応して欲しい。」と請求することです。
(注2)仙台高裁で出された「議員の自動車の使用は、3分の2が政務調査以外の使用である」という「判例」に基づいているようです。僕にはこの判例自体、かなり強引だと思っています。僕は質問を作る時、徹底的に調査をします。「政務調査」に車を使う割合がかなり高いんですけどね。