アイヌ協会の支部が解散?
今日の道新を見てびっくりしました。北海道アイヌ協会の釧路支部が解散をし、新しい団体を作るというではありませんか。
僕は今まで「道のアイヌ施策」に対して質問を行って来ましたが、質疑の中から多くの疑問点が浮かび上がりました。現在、道はそれらに関して調査を行っていますので、もう少しで道庁と協会側に「どんな問題があったのか」が明らかになると思います。
しかし、何故このタイミングで釧路支部が解散されるのでしょう。そして何故、新しい団体を立ち上げ直す必要があるのか、僕には理解できないのです。
僕は「釧路支部に問題があった」とは言っているわけはありません。今、北海道アイヌ協会は「道で行っているアイヌ政策を、全国各地で展開をして欲しい」と主張をしています。なのに何故、このタイミングで釧路支部が脱会すると取られるような行動をとろうとするのか、僕には理解出来ないのです。
また、今後このような動きが多くの支部で起こった場合、誰がどのようにこれらの団体を調整していくのでしょうか。また、道アイヌ協会がアイヌ政策の全国展開を国に要求しているにも拘らず、道アイヌ協会がいくつかの団体に分散してしまうことは、アイヌ協会の「プラス」とはならないはずです。
この件は、もう少し勉強をする必要がありそうです。また、僕としても前回積み残した「アイヌ政策の問題」について、さらに明らかにしなければならない部分もあります。これから少しバタバタしそうです。
そういえば、ブログを見て頂いている方からのコメントで知ったのですが、昨日の道新の「社説」の他に「卓上四季」でも、「高校の授業で社説を使った件」が書かれていたのですね。指摘をされて始めて知りました。
でも、アイヌ政策といい、この問題といい、僕はいつも多くの敵を作りながら議員をやっているのだと、今回改めて思い知らされています。今日も沢山のメールやコメントを頂きました。その中には、僕を「クレーマー」呼ばわりしているメールもありますし、僕はこれを「選挙に負けた憂さ晴らしでやっている」というメールもありました。
正直、このようなメールを沢山もらうと凹みがちになりますが、実はかなりストレスには強いので(笑)、何を言われても最期まで自分の信念は貫こうと思っています。今後も「自分には更に敵が増える・・・」という覚悟を決めました。