やっと、昭一さんの宿題を・・・
来週の火曜日、やっと昭一代議士から出されていた宿題を終わらせることが出来そうです。
この「宿題」についは、以前もこのブログ(→リンク1 →リンク2)に書きましたが、この件について、いよいよ道に質問をします。
僕は、H20年の年末に、当時の中川昭一財務・金融担当大臣から「北海道の森林を、中国資本が買っているという情報がある。もしそれが水源であれば大問題だと思っている。これを調査してくれないだろうか」と言われていたのです。
僕は「分かりました」と“安請け合い”したのを今でも覚えています。僕は「そんなことはすぐに調べられる」と多寡を括っていたのです。
しかし、僕はすぐに「その考えが甘いものだった」ということを思い知らされました。それは、今の日本の法律や制度には大きな欠陥があり、さらに調査権(国政調査権)を与えられていない僕にとって“天敵”とも言える「個人情報保護法」が、僕の前に大きく立ち塞がっていたからです。
結局、代議士の依頼を受けてから、この件について驚くほどの時間を要してしまいました。その間、道の担当部局との意見交換も数え切れないくらい行い、僕は何度も厳しい口調で職員を叱責してしまいました。それは、僕自身この問題に非常に危機感を持っていたこと、そしてこの宿題の答えを出す前に昭一代議士がお亡くなりになったという事実が、僕の心理状態に大きな影響を与えていたような気がします。
しかし、やっと来週の火曜日の水産林務部の質疑で、この宿題の答えを出せそうです。今も、天国から代議士が心配している案件だと思うのですが、少なくとも北海道においては問題解決にむけて大きな一歩を踏み出しますし、北海道から国を動かしていくという姿勢も打ち出せそうです。
いま、国際社会において「安定した水の確保」が各国の至上命題になっています。北海道の水は、経済的にも素晴らしい資源であると同時に、道民の命を守る大切な資源なのです。我々のこの水が、この国際的な「水の確保」の流れの中に飲み込まれてしまうようなことがあってはならないのです。今後、道庁は「水の大切さ」をしっかりと認識し、道民の為の行動を起こしていくでしょう。しかし、今ある問題を全部解決させる為には「国を動かす必要」があるので、“道民が水資源で心配しなくてもよい北海道”を創るには、もう少し時間がかかりそうです。
今回、この件を調査する過程において、僕は“日本において多くの法律や制度に問題や矛盾がある為、国内にある水源を守ることすら出来ない”という事実があることを知りました。そして、この問題を解決する為には、“議員が党派を超えて力を合わせなければならない”ということを僕は痛感をしたのです。
追伸
今日、僕は帯広に帰って来ました。やっぱり帯広は良いですね。少しだけ時間があったので、愛車に乗ってドライブをしました。30分余りのドライブでしたが、かなり気分転換が出来ました。
晴れた日にオープンカーやバイクに乗って、日本で一番気持ちのいい場所は「北海道」だと僕は信じていますし、その中での「十勝」はかなり上位に入りますよね!!!
2010年10月01日(金) 02:43
お疲れ様です。
限りある権限の中、困難を乗り越えて調査された事に敬意を表します。
北海道道民ではありませんが応援しております。
御身お大事に、頑張ってください。
2010年10月01日(金) 17:09
NAOさんへ
いえいえ、そんなたいそうなことはしていません。議員は問題があったら自分の足で情報を集め、五感と体力をフルに使って、問題解決に向けて動くものなのです!
身体が資本ですよね!ありがとうございます!!!