またまた「森林環境税」
2008 年 4 月 7 日(月)12:10 |
| | 今日の新聞に、森林環境税の記事が出ていましたね。内容としては、例えば「民有林に植林した木は30年転用を禁止する。これは全国最長の制限規程だ」ということが書かれてありました。
しかし、植樹をした木を販売するには20年以上かかるのですから、30年って言われても特に長いとは思えません。その間に間伐もやってあげるとしたら、所有者は寝ていても道が立派な木を育ててくれるという話になります。
しかも、最初の計画では「森林組合」の名前がいたるところに登場し、森林組合に税金が流れる仕組みとも受け取れる内容でした。これだけ、建設業界が大変な状況であるなら、建設業者が森林の整備を行っても良いのであり、そのようなソフトランディングの話も全く無いのも不自然です。いずれにしても、道民から多額の税金を集める話であるのに、あまりにも安易に「森林環境税」を導入しようとする道の姿勢に疑問を持っています。
そうそう、記事の中で「一部道議から批判の声が出ている」と書かれてありましたが、これは間違いなく僕のことですね・・・。
写真 今日の札幌は20度近かったようです。非常に暖かく、赤レンガ前の花壇のチューリップも葉が伸びていました。