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また、新しい住民監査請求が・・・!

2009 年 8 月 6 日(木)22:03 | 日記 | No Comments |

 今日は、天候不良による農作物の被害状況の調査のため、富良野と十勝清水に行きました。特に、富良野の「スイカ」の被害は甚大で、露地物は壊滅的な被害を受けていました。今後、議員としてしっかりと対応する必要がありそうです。

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 さて、先日のブログとは別の「住民監査請求」が出てしまいました。帯広在住の方(!)からの請求なのですが、今回も提出書類の中に僕の名前がありました。
 
 その方の主張を簡単に説明しますと・・・、「多くの道議会議員が、政務調査費の中から人件費を払っている。『北海道議会の会派及び議員の政務調査費に関する規定』では、人件費については『議員が行う調査研究を補助する職員を雇用する経費』と定めている。政務調査とは、条例の制定や改定などのための特定調査であり、議員の政治活動全般に関与する秘書に人件費を使うのはおかしい。議員は、人件費を返すべきだ。もし、秘書が政務調査に関与していたのであれば、具体的な調査研究の内容とそれに要した時間などを提示し、確認がとれた場合のみ、その部分に対する支出のみを認めるべきである。」・・・という感じでしょうか。

 この方は、個人でかなり詳しく調べたのでしょうが、平成13年3月に「北海道議会事務局」が出した「政務調査費の手引き」も、ご覧になって欲しかったですね。ここには「議員に係る政務調査費の使途基準」が記載されており、人件費については使途の例として「秘書の雇用」としっかり書かれてあるのです。

 また、「政務調査とは、条例の制定や改定などのための特定調査である」と、この方は断定しています。しかし、僕は「議会の質問を作る時の調査」や、今日のような「農作物の被害状況の調査」だって、立派な「政務調査」だと思っています。

 さらに、「秘書に政務調査費から給与を支払うのであれば、調査の内容やそれに要した時間などを具体的に示し、部分のみを支払うべき」という主張をしています。ご意見はごもっともですが、忙しい議員は本当に忙しいのです。そんなことをいちいちしている暇はないのです。「費用対効果」という概念も必要なのではないでしょうか。また質問を作る際、僕は時間をかけ秘密裏に情報を収集するので、そんな情報を出すわけにはいかないのです。

 僕は、道民の方(それも帯広の方!)が出された全ての請求に対して、しっかり説明責任を果たそうと思っています。しかし、このような監査請求や要求が続くと、僕の議員活動に支障をきたす恐れがあるのも事実です。多くの議員が「本来の仕事」以外の対応に、多くの労力を割かなければならない事態に陥れば、道民にとっては間違いなくマイナスとなるのです。

 もし、議員に対して監査請求を出すのであれば「もっともだ。ちゃんと対応しなければならない」。と、我々が反省するようなものを出して頂きたいと心から思います。

追伸 ちなみに、この請求に名前が挙がっている道議は、106名中104名です。

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