ねんりんピック!?まじめにやれ!!
タイトルを見て、「ねんりんピック」に怒っていると思われた方がいるかもしれませんが、「ねんりんピック」には怒っていません。字数の関係でこうなりましたが、実は「ねんりんピック」を行う北海道庁の姿勢に激怒をしているのです。
昨年、ねんりんピックについてブログを書かせていただきました(参照)。そこには「ねんりんピック」の概要と、大会における僕の要望が書いてあります。
しかし、調べてみると昨年の僕の要望は、完全に無視をされていることがわかりました。
例えば、何万人もの健康な高齢者が北海道に来るのです。北海道はこれを「大きなビジネスチャンス」と捉えるべきです。この大会を利用して、しっかり北海道をPRし、食も堪能してもらい、沢山お土産を買ってもらい、「また北海道に来たい」と参加者に思ってもらえるような「おもてなし」をするべきだと僕は思っていました。ちなみに、道議会は「食と観光対策特別委員会」という委員会を設置しています。「食」と「観光」をわざわざ特出しにして、特別委員会を設置しているのです。にも拘らず、道庁内にある「ねんりんピック推進室」と「食と観光」の担当部が、ほとんど連携をしないままこの大会が行われるという事実を知りました。北海道は自らのやる気の無さによって、大きなビジネスチャンスを逃そうとしているのです。
また昨年、僕は「できるだけ地元の意向を聞き、それぞれの地域性を生かした地元の食材を使ったお弁当を出して、心のこもったおもてなしをすべきだ」、「地域経済のために地元の業者にお弁当の発注をお願いしたい」などの要望しました。道もそれを了解していました。しかし、フタを開けてみると、全道各地で同じメニューの弁当が出されることがわかりました。また、帯広でテニスの大会があるのに、帯広以外の業者が弁当を出すこともわかりました。その件を北海道の担当に質すと「道の委託業者が帯広市内の弁当業者10社に声をかけたが、全ての会社に辞退された。ちなみに手数料については1社を除き、手数料を提示する前に辞退された。」と僕に答えたのです。
明らかに不自然です。これだけの不景気に「1000円の弁当を毎日500食ずつ出せる仕事」は、帯広ではそうそうないのです。また、手数料を知らないまま、こんな大きな仕事を辞退する弁当屋なんてありますかね。担当の部がこんな嘘を平気でつくのには驚きました。もし、委託業者が道の担当にそのような説明していたのであれば、委託業者が嘘を言っていることになりますが、その話を真に受ける道職員にも問題があります。本当に「10社全てが辞退するとは何か変だ。しかも、手数料を提示しないまま弁当の発注業務の話をするだろうか」と、誰も不思議に思わなかったのでしょうか。ちなみに意見交換の前、既に僕は道に不都合な証拠を押さえていましたので、何故嘘をつくのか直ぐにピンときました。道側は、この書類の存在を否定するために、最後の最後まで僕に不自然な嘘をつき続けたのです。本当に困ったものです。
道庁は「ねんりんピック」をどう考えているのでしょう。やる気がないとしか言い様がありません。次回の「食と観光の特別委員会」で、この件について徹底的に追求をするかもしれません。ねんりんピックが開会直前のタイミングで、このような質問は本来したくはないのですが、僕はそれくらいの勢いで怒っているのです。
ちなみに「ねんりんピック北海道・札幌2009」は9月5日~8日までの間、道内13市3町において開催されます。
(写真)ついに、自民党道連の重点政策とビラが僕の事務所にも送られてきました。自分の作ったものがこうやって全道に配布されていると思うと、なんだか緊張してしまいますね・・・。