ええっ?今さら??
さて、実は最近「今さら???」って事が沢山あるのです。
明日からは国による事業仕分けの第2弾後半戦が始まりますが、この事業仕分けにしても僕からすると「何を今さら・・・」ということのオンパレードなのです!
ちなみに今年の7月に参院選がありますが、6年間解散の無い参議院議員の先生方は、こんなおかしな税金の無駄使いが次から次に明るみになっていることを「恥ずかしい」とは感じないのでしょうかね。242人もの参議院議員がずっとこれらの問題に気付いて来なかったというのですから、「参議院を仕分けの対象にしてはどうか」と僕なんかは思ってしまうのです。
そういえば、先月初旬あたりの新聞に「北海道の監査委員会が道職員の公宅の家賃と駐車場が安すぎると指摘をした」という旨の記事が載っていました。
その時も、僕は率直に「何を寝ぼけているんだろう。今さら監査委員会は何を言っているのか。」と非常に驚いてしまいました。
実は、僕はこの件にかんしてはずっと議会で追求し続けてきたのです。多分、一連の質問で僕のことを嫌いになった労働組合に所属をしている道職員はかなり多いと思うのです(笑)。
ちなみに、僕が最初にこの質問をしたのは、今から5年以上も前の2005年の9月ですあり、このときも、新聞各社が大きく記事で取り上げました。
その後の2008年の12月にも、僕は“職員公宅の駐車場”についても質問をし、知事は「値上げをする」と答弁しています。(リンク → 当時のブログの(7)に、そのことが書かれてあります。ちなみにこの質問は、HTBのニュースの中で特集として報道をされていました。)
その当時“僕の質問”を新聞各社が大きく取り上げていました。僕の記憶が正しければ「それを記事にしなかった新聞社」があったのですが、その新聞社が5年以上時間が経過してからこのような問題を大きく紙上で取り上げるというのはどうなんでしょう。もし「監査委員会が指摘をしたから」という理由であれば、委員会が指摘をする事項は沢山あるのに、何故この問題だけを特出ししたのか、僕にはその意味が分からないのです。
僕は、政治も報道も“タイムリーか否か”が“重要な要素”であると考えているのですが、時としてゾンビのように報道されつくした問題が、さも「新しい事実である」かのように扱われているのを見ると、我々政治家やマスコミは「情報収集の大切さ」というものを再認識しなければならないようです。