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「阪神大震災」から10年

2005 年 1 月 17 日(月)23:19 | 日記 | No Comments |

 今日は、職業能力開発協会・技能協会連合会の合同の新年会に出席をし、中座して理容協会の新年会にも出席をしました(昨日の日記に書いたように、やはり式次第には載っていないのに、いきなりスピーチをさせられ、かなり参りましたが、どうにかスピーチも終えることが出来ました)。

 両方の新年会に出て思ったのは、やはり皆さんが「不景気」や「先の見えない不安」を感じているということでした。これからの厳しい時代を生き抜いていく為には、技術の向上や顧客獲得といった業界の努力も必要ですが、それと平行して行政や政治が「景気を良くする」ということも早急に行わなければならないのです。もっともっと積極的に「景気浮揚対策」に取り組むべきであると僕は思っています。


 さて今日はあの「阪神大震災」から10年が経つ日です。あの震災の映像を見たときのショックは今でも僕は忘れていません。そして、あの震災から我々は多くの教訓を得たはずです。しかし、私は実際にはどれだけ教訓が生かされているのか疑問に思うところもあります。それは自治体によってその体制が曖昧で、自治体間にあまりにも格差が生じているからです。

 我々は各市町村が災害にむけてどれくらいの準備をしているのかを把握しておく必要があると思いますし、「阪神大震災」から得られた教訓を活かして災害に対する準備を心がけていくことこそ、震災でお亡くなりになられた方々の尊い命を無駄にしない、一番の供養となるのではないかと僕は思うのです。

 自分の住んでいる場所で災害があった場合、何処に避難するのか?避難場所での毛布や食料・道具の備蓄は十分なのか?川が増水した場合、浸水する可能性が高い場所を示した「ハザードマップ」等の情報はそこに住む我々は理解をしているか?行政は十分に災害時の情報を伝えているか?等々、我々自らが今、確認しなければことが沢山あるのです。

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