「帯広市人口4年連続前年割れ」について
今日も、新年会がいくつかありました。またまた何処の会場でも同じ顔ぶれで、無理でしょうが、どこか一カ所で全部やってしまえば楽なのにな・・・と不謹慎ですが思ってしまいました。(帯広のトップの方ばかりが何百人も何千人も、会場を移動しながら、色々な新年会に出ているのです。これって、もしその方達が働いたらどれくらいの経済効果があるのか?とか、給料の高い方ばかりなので、一体給与ベースでいくら払われるのか・・とか余計なことばかりを考えてしまいました・・・)。
さて、今日の十勝毎日新聞の一面のトップ記事が僕には衝撃でしたね・・・。「帯広市人口 4年連続前年割れ」というものです。2000年の17万5159人をピークに減少を続け、17万2066人となってしまいました。
良く街づくりを語る時必ず、「人口が増えることが良いことか?」「人口が多いことが良いことなのか?」という議論になりますが、僕は人口が少なくても素晴らしい自治体が沢山あり、「自治体の素晴らしさ=人口」とは一概に言えないとは思います。それでも住民の満足度が高い素晴らしい地域であれば、他の地域に住んでいる人の目には「魅力のある街」に写るはずであり、結果として「人口が増えていくはず」というのが僕の考えです。
第五師団の旅団化による影響はあるとしても、こんなに素晴らしい帯広の人口が減っていると言うことは残念でならず、もっと危機感を持ってこの「人口減」の問題に取り組むべきだと思っています。もう一つ、この記事を読んで思ったことがあります。帯広市は今後「中心部への定住促進対策」と「宅地造成」で人口増を目指すということでした。本気でこのような上辺だけの施策で「人口が増える」と思っているのか?ということなのです。中心部に定住者が増えたとして、人口増とどう関係してくるのでしょう?そして「宅地造成」だけで人口が増えるのなら自治体は何の苦労もいらないのです。
「人口増」とは、他の地域からいかに帯広に人を引っ張って来ることができるのか?ということです。他の地域より魅力のある街にする必要があります。経済的にも元気にする必要があります。企業が商品を売るときと同じように、帯広市に多くの付加価値を付けなければならないのです。「どうしたら人口が増えるのか?」ということをもっと根本的なところで議論をしなければならないのではないでしょうか?
追伸 今日、夜に全ての行事が終わってから生まれて「岩盤浴」というものに初めて行ってみました。年末・年始と結構疲れがたまったので行ってみたのですが、なかなか良いですね・・・。驚くほど汗をかいて夜もぐっすり寝ることが出来ました。(しかし、何故かお腹が異常に減り、食べ物を沢山食べてしまいました。ダイエットには不向きなのでしょうか?それとも僕だけの現象なのでしょうか??)僕はありがたいことに、ストレスにもめっぽう強く、健康そのものなのですが、日々の健康は考えなくてはと思っています。