「地方分権・地域主権」は遥か彼方(前)
最近、都市と地方との間に“色々な格差”が現れていますが、今日は違う格差について書きます。
その格差とは、ズバリ“国会議員と地方議会議員の待遇”です!
早速、どれだけ違うかですが・・・、(注:かなり大雑把です!)
① 諸経費
・給与等 国会議員 年2400万円
道 議 年1100万円
・通信交通費 国会議員 年1200万円
道 議 無し
・調査費 等 国会議員 年 780万円
道 議 年 540万円
・秘書の給与 国会議員 年3000万円以上(?)
(公設秘書3名分の給与で正確に計算できず)
道 議 無し
② 特権 (道議会議員に“特権”は一切与えられておりません)
・不逮捕特権…国会の会期中は逮捕されない
・免責特権…議院で行った演説等は院外で責任を問われることはない
・歳費特権…国庫から相当額の歳費を受け取ることができる(合計3,429万480円/年)
・JR全線無料…新幹線、特急、グリーン車も可
・航空機無料…月4往復までは無料
・議員宿舎…民間相場からみると格安の値段設定
・調査権・・・国政調査権を与えられている
国会議員と道議会議員の間に、かなりの格差があることが解って頂けましたでしょうか。
ブログは短めに!!!!
という訳で、今日はこの辺で・・・。
明日はこの件に関する僕の考えを書きます!
【追伸】
今日は、道アイヌ協会本部の理事会がありましたので、僕はずっとバタバタしてしまいました。
本日の理事会において、現理事長が“先日の辞意”を撤回し、理事長以下全ての理事が再任をされたようです。
僕は「北海道アイヌ協会の“常識”は、“一般社会における常識”とは根本的に違うのだ。」と、改めて痛感させられました。
道アイヌ協会は一連の不祥事に対し、本気で「責任の所在を明らかにし“納税者が納得をする”ような対応をとる」と考えているのでしょうか。
この行部体制・・・、果たして“いつまでもつ”ことやら・・・。
一方で今日の理事会はかなり揉めたようなのですが、会議の中で「全理事の辞任と事務局の刷新」という意見を述べた理事もいたようです。理事者の中に数人でも、このような「普通の倫理観」を持っている方がいることは、僕にとって唯一の救いです。