「国を愛する」という教育を
今日は朝のJRで札幌に向かいました。午前中は道議会で資料請求していたものを取り(6月の定例会で質問予定ですが、質問を作る前に、色々なデータを集めたりするのです。でも、何でも資料請求をすると、道側が質問内容を推理してしまうので、最小限の資料請求をします。駆け引きが難しいのです。でも、質問を作る際に多くの方に協力を頂きます。この場を借りてお礼申し上げます!)資料の整理等をしました。
でも、議員になって驚いたのは、道職員が質問の原稿を作りたがると言うことでした。道職員が質問の原稿を書いて、道側がその質問に答えるってことが果たして良いのでしょうか?勉強をしながらでも、自分がおかしいと思ったこと、有権者の皆さんから頂いた意見等を自分の言葉で質問することが、道政のためになると信じています。
その後、午後に(社)北方領土復帰期成同盟の総会がありました。僕は昨年はこの同盟の理事((社)日本青年会議所北海道地区協議会 会長でしたが会長は自動的に同盟の理事になっていました)でしたが、今回は来賓で招待されましたので出席をしました。この同盟の総会ですが、思ったより人が来ていませんでした。予算規模が1億円を遙かに超える活動をしているはずなのに、総会自体は驚くほど「こぢんまり」しているのです。しかも道議会議員の出席は3名だけでした。北海道自体の温度がこれでは、中央を動かすエネルギーにもなりませんし、どうしてこのように「領土返還運動」が低調になってしまったかを一から考え直す時期に来ているんだと感じました。
北方領土復帰期成同盟の写真です。挨拶をしているのは堀前知事です。
大体、国旗・国歌に敬意を示すことのできない教育をしている国なのですから、そのような子供が「北方領土」のことを真剣に考えるはずはありません。「国を愛する」という教育を本気で考えないといけないのです。教科書でも多くのページを割いて「国の問題」として教育をしていかなければならないでしょう。「日本の外交は弱腰である」という世論の声が大きくなってきていますし僕も実際そうであると感じています。何も武力をちらつかせて外交をするべきだとは思っていません。日本という国の精神や誇りや目指しているものが曖昧になっているからこのような世論の声になっているのだと考えています。「政治」にも毅然とした態度で日本の姿勢を貫く勇気も必要だと思いますし、国を愛する教育を本気で考えて欲しいと思っています。(でも、そういうことが早急に行われなければならないのに、どうして非常に遅い歩みでしか進まないのか不思議でなりません。政治家全員が本気で取り組めばすぐに出来ることなのではないでしょうか??慎重に議論する案件もありますが、決断にスピードが必要な案件もあるはずです。自分の地位や立場より、本気でこの地域・日本を良くしたいと思っている政治家が一人でも多く増えることを願っていますし、僕もそういう政治家でありたい思っています。