「北海道」が払った経費
来週から道議会が始まるのですが、意識としては今週から議会のが始まっている気がします。というのは、一般質問をするために、道側に書類を請求したり、意見交換を行ったりしていて、また原稿の準備も始まって、真剣勝負が続いているからです。
今日は、朝から会議や勉強会が続きました。昼食を食べる時間もまともに無く、お弁当を食べながら「道州制」について北大の教授からレクチャーを受けたりもしました。その他、環境生活委員会、自動車税についての勉強会や選挙の打ち合わせ等々、がありました。やはり、委員会や議会があると、いつもはガランとしている道議会に活気が出て来て「頑張らなければ!」と強く思います。
今日は色々なことがありましたが、やはり道側との打ち合わせのことを書く必要があると思いました。今日はどのようなことを打ち合わせたかというと、前の日記に書いてあったように(4月18日・22日の日記)、もう殆ど忘れられてしまったようですが、イラクに誘拐された人たちのために「北海道」が払った経費の話です。
北海道は500万円の経費がかかったと言っていますが、そんな金額のはずはないのです。経費を正確に見積もらずに「誘拐された人には請求しない」というのは間違えであると思います。正確にいくら支払って、その額を本当に請求すべきかしなくても良いのかを決めるのは本来は税金を払っている道民であるはずなのです。
道民が正しい判断をできるように北海道も堂々と数字を公表すべきだと思っています。(ちなみに3人の内の1人は宮崎県でしたが宮崎県でかかったというお金の算出方法と北海道の算出方法は全く違うようです。何をカウントするのかですが、役所の思考回路ではなく、道民が結局どのくらいかかったのかを正確に公表をする必要があると僕は思っています。宮崎県は今回の問題に関しては県庁職員を1名だけ北海道の東京事務所に常駐させ、あとは副知事とかが政府に要請に来ただけですが、それだけでもかなりの経費がかかったということを聞いています(公式には金額を発表していないのでここでも金額は公表はしませんが、かなりの金額です)それに比べて北海道は何人もの道庁職員を東京に出張・常駐させて、北海道東京事務所も使わせ、多くの職員が残業もし、それで何故500万円しかかかっていないと言えるのか不思議でならないのです)以前の日記に書いたように、本当に請求しないで良いのか?もう世間はこの話は忘れていますが、「大切な税金の使い道の話ですので道側の考えをしっかりと聞きたい」と書いていた通りに、現在、道側と意見交換をしている最中です。
また、今日は通学区域の見直しに関する質問の為の意見交換、道庁の組織改革が上手くいっていない状況をどのようにしていけばよいのかという事に関しての質問の準備等、諸会議と打ち合わせを交互に行った一日でした。夜にも会合がありましたが、今は色々な話を頭の中で整理することで精一杯の状態です。近頃朝早く目が覚めるのですが、この理由は、「考えることが多くて熟睡出来ないのか?」「ただ年をとって早起きになったのか?」どちらか解らない状況です・・・。