「全国特定郵便局長会懇親会」に出席
今日のメインイベントは、夕方に行われた「全国特定郵便局長会懇親会」に出席したことでしょう。それはそれは「ど派手」な懇親会でした。(僕的にはあれはどれだけお金がかかっているのかと思うほどでした。本当に演劇のセットのようなステージの両サイドには大型プロジェクターが設置され、司会はNHKの女子アナ!!お揃いのユニフォームを着た女性(お酒を注ぐコンパニオンではなくイベントガール見たいな人達です!)も20人はいたと思います。)鏡割りも流氷をわざわざ保管運搬したもので行ったり、その鏡割りも20人以上が登壇し、最後に高橋知事が呼ばれるといった豪華な顔ぶれの来賓でした。
全国特定郵便局長会の懇親会の写真です。凄いステージでした!!
会場に行ってまず驚いたのは、スタッフの方が黄色いジャケットを来て、ずらーっと並んでいるのです。ホテルも全てのフロアーを借り切っているのです。何千人の来場があったのか想像出来ないくらいの懇親会でした。今まで見た懇親会の中で圧倒的に一番お金のかかった懇親会であったという印象でした。
しかし、その会場にいてふと思いました。「郵政事業の見直しの声がある今どうしてこのようにきらびやかな懇親会を行うのだろう?」ということでした。明らかに時代に逆行するような華美な懇親会であったと思ったのは僕だけではないと思うのです。
「郵便局長会」の力を誇示するするための演出なのかもしれません。名だたる政治家が大挙して押し寄せていたことから、政治的な力を取り込むためにあれだけの演出を行ったのかもしれません。何百着の黄色いブレザーを作ったか解らないくらい同じ格好をした方がいました。それらの方が、議員の通る通路にずらーっと並んで挨拶をする光景には度肝を抜かされましたが、郵政事業の見直しを認めさせないという「意気込みと危機感の表れ」だったのかもしれません。でも、僕はこういう時代だからこそ懇親会は質素でも良いと思うのです。懇親会ごときにそれだけのお金を使えるのだったら民間が参入しても良いのではないかと思う人もいるのです。
国民の多くは郵政事業の見直しを容認しているように思います。郵政事業に民間が参入してもそれで値段が下がったりサービスが向上するならそちらの方が良いと思うのが一般の国民の考えだと思うのです。ですから、今郵政に携わってる人にも、今までの価値観を捨てて消費者の立場に立った考え方を持って頂きたいと思うのです。
この北海道においては、他の地域と違い、郵政は非常に大切な物であるという事実があります。本当に小さい地域では郵便局しか無いところがあり、しかも隣町までの距離が大きい地域であるので郵政は北海道にはまだまだ必要であるという考えもあるのです。これからの郵政の在り方をよく考えていかなければならいと思う懇親会でした。