「リアルタイム災害監視への取り組み」の勉強をしてきました
近頃のハードワークで「自分は疲れている!」と実感をしました。今日、スケジュールの関係で、どうしても早く東京に入る必要があったので、夜行列車の「まりも」で札幌に行き、折り返して「千歳空港」に向かったのですが、札幌に電車が着いたことも解らずに「寝台列車」で爆睡をしていて、車掌に起こされました。もう、乗客は僕だけという状態で、かなり慌てて電車から飛び降りました(余りに慌てていたので、靴下をはき忘れていて、千歳空港でそれに気づきました。これは自分でもびっくりしました!)。札幌に着いてからも寝ていたという経験は初めてでした。
これだけならまだ良いのですが、羽田について上野に行き、筑波学園都市に行くのに「JR上野駅」から「JR土浦駅」に向かう時も、なんと寝過ごして土浦駅を通り過ぎてしまい、折り返して土浦駅に戻って来るという失態を演じてしまいました。(目が覚めたら土浦駅で慌てて降りようとして、結局、列車は無惨にも走り出し、今回はこの時のパニックで、ノート型パソコンを落としてしまい、コンピュター左側が破損してしまいました・・・)
まあ、筑波大学の向かいの研究室でのセミナーにはどうにか間に合ったのですが、「自分は疲れている・・」と実感をした一日でした。
で、セミナーですが非常に勉強になりました。何のセミナーだったかというと「リアルタイム災害監視への取り組み」というセミナーで簡単にいうと常に人工衛星から平常時の土地のデータを蓄積しておいて災害があったときにどれくらいの被害があったか、どのように災害に対して対応をしていくかを判断するための取り組みについてのセミナーです。また今後は、地滑りを予測できたり、多くのメリットも住民に提供できるのです。
北海道は土地も広く、地震等の災害も多く、台風等には非常に弱い地域であり、このシステムを早急に研究していく必要があると僕は思っており、セミナーに参加しました(内容は、非常に専門的な話が多かったのですが、それでも非常に勉強になりました)。よほど、政治家がこういうたぐいのセミナーに来たことが珍しかったらしく。結構色々な方から意見を頂きました。
でも、この対応については、日本では非常に遅れているというのが現状で(本当に驚くほど遅れているのです!)人工衛生からの災害データも、通信網がまだ未完成なので、ケーブルを使わず、バイク便がデータを担当部署に送っているという有様なのです!(こう言うことにお金を使わないで、「何で北海道に新幹線なんか?・・・」と思ってしまうのは僕だけでしょうか?)
災害に関する認識が政府も官庁も政治家もまだまだ甘いと思いますし、北海道は特にこういった取り組みに積極的に関わっていく必要があるのです。筑波での勉強は本当にためになりました!