「ニート」という言葉をご存じですか?
今日は朝から札幌にいました。気温が異常に下がっていて、びっくりしました。もういきなり冬って感じですよね(実際、前回東京から札幌に帰ってきたときは、雪が積もっていましたし・・・)。
今日はちょっと日本の将来に暗い影を落としている、そして今の日本の問題を如実に表している問題について書こうと思います。
皆さん「ニート」という言葉をご存じですか?今後この「ニート」という言葉がいたるところで出てくるようになると思いますし、そのことが日本に位影を落とすようになる可能性があるので、覚えていただきたいと思っています。
この「ニート」ですが、「通学も就労も職業訓練もしていない若者」を「ニート」と呼ぶのです。フリーターどころではなく、本当に「全く何もしない」若者のことなのです。そんな若者が存在していることも、不思議ですが、どうやって生活をしているのかも不思議です(「子供を甘やかしている親」が子供にお金を出しているケースが結構あるのではないでしょうか?)。
そのニート人口の推移ですが、2000年に約75万人だったのが、2005年には約87万人に増加、2015年には100万人を突破し、2020年には120万人に達する見通しだそうです。(しかも、2000?05年の間の潜在成長率を年平均0・25%押し下げるそうで、日本の景気にブレーキをかける存在になってしまうのです!)
どうしてそんな「ニート」が存在するのか?教育・環境・家庭、等々、多くの要因が複雑に絡み合っていると思いますが、この問題こそが、今の日本の若者の問題を如実に表している一つの現象だと僕は思っています。このような問題も行政と政治と国民が協力しながら早急に解決していかなければ、日本の将来は大変な事になるのです!